e-OHNO MAIL NEWS 第174号

大野研究室
3月25日(月) 19:52
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  e-OHNO MAIL NEWS 第174号 2019/3/25

      https://www.ohno.mgmt.waseda.ac.jp/wordpress/

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大変長らくお待たせいたしました。e-OHNO MAIL NEWS編集担当、学部3年の摩嶋翼と申します。

今回のメールマガジンは、以下のコンテンツでお送りいたします。

■ 今月号のコンテンツ ■ (敬称略)

【1】春の諭し    大野高裕

【2】ビジネス最前線    松元貴志

【3】リレーエッセイ第9号

(シニアの部)    小井孝和

(中堅の部)   高木三四郎

(若手の部)    鈴木槙将

【4】私ってこういう人! 第3号

   加藤亜美

   小川慶也

   小川昌悟

   大窪佑亮

【5】新・不定期連載 「ウェルカムバック!」   大野高裕

   

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【1】春の諭し    大野高裕

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待ち遠しかった桜が咲き始めました。写真は理工キャンパスの隣にある新宿スポーツセンター(プールで泳いだり、お風呂がわりにシャワーを浴びにいった人も多いと思います)の玄関先にある2本の桜の満開の様子です。この桜はソメイヨシノとはちょっと種類が違うのでしょう。いつも早めに花を咲かせます。

なぜ、こんなにも桜が待ち遠しいのでしょうか? 桜が咲けばもう寒かった冬とはさようならできるから。桜が卒業式や入学式など人生の節目と重なるから。桜の花びらのハラハラ舞う様が華麗だから。短い期間でぱっと咲いてぱっと散る潔さが切ないから・・・。などなど、いろいろな想いが桜の花には凝縮されているようです。

そして「日本人は本当に桜が好きだなあ~」と感じるのは、上野や神田川・目黒川の川べりの花見の輪や地べたでの宴会がとてつもなく大きいこと、これもそうではありますが、桜の花が咲いているのを見つけて、「あれ、こんなところにも桜の木があったんだ」と、春になると気づかされることの何と多いことか・・・。特に電車に乗って外を眺めていると、桜の木のあまりの多さにびっくりしてしまいます。

どうしても桜の木が気になるので、私は通勤途中の神田川べりの桜の木の枝を毎日のように見ているのですが、何気なく観察しても面白いことがわかります。秋に葉が散って枝と幹だけになると、桜は全体として「黒」になります。そしてそのまま黒で冬を過ごすのですが、1月になると小さく硬いながらも花芽らしきものが枝のあちこちに目立ってきます。そして2月3月になると、その芽が膨らんできます。そうなると、黒かった桜がだんだん「白」になってくるのです。さらに花が咲く寸前には木全体が靄がかかったような「白」になります。神田川にかかる小滝橋(高田馬場の奥)から川の両側の桜並木を見ると、本当に川面以外は真っ白な靄の世界が現出しているように感じます。「今から始まりますよ~」と華麗な桜の花の世界が現れるのを予告するプロローグとして素晴らしいものだと思っています。

この様子を別の言葉で言えば桜の木が「萌えている」ということなのだと思いますが、「山」がそうしたのどかな明るい春の様子に包まれていることを表す俳句の季語(春)として、「山笑う」というのがあるそうです。これは吉本一穂教授につい先日教わりましたが、いい言葉ですね。山笑う・・・この言葉だけで思わず口元が緩んでしまいます。厳しかった冬を乗り越えた喜びを自然と分かち合う一体感がなんとも至高の表現力だと思います。そして何より、いのちを感じます。山そのものがいのちであり、山の木々、草木一本一本がいのちを持って息づいているという暖かな体温を感じます。

そうです。春は「いのち」の存在、ありがたさを再認識する季節なのです。日常の中では当たり前のように無意識でゾンザイに扱ってしまっている「いのち」に対して、例えば桜の花を通して、改めていのちの大切さ素晴らしさ、そしてありがたさを春は教えてくれるのだと思います。ゼンマイやふきのとうといった山菜のおひたしやてんぷらを食べると「春をいただいているなあ~」と感じますよね。あの苦味に春を感じ、寒く固い冬の地面から芽を出してきたたくましい生命力を私たちが頂戴するということを実感します。そして、こうしたいのちをご馳走になることで、私たちのいのちが保たれている。そんなことを考えると、他(動物・植物・無機物)のいのちの犠牲があって、初めて成り立つ私たちのいのち、これを自分勝手・好き放題・自己中心に扱っていいはずがないと諭されます。

組織のリーダーがメンバーを犠牲にして、自分の利益だけを考えて行動したら組織が崩壊してしまうように、自然界と私たちの関係も同じではないかと思います。メンバーと一緒にチーム全体、社会全体の幸せを目指すからこそ持続可能なチームが継続できる。そしてチームの構成員がそれぞれの役割を最大限に発揮して組織の目指す目標に向かって活動する。そこには必ずチーム構成員お互いに対する感謝と尊敬がある。それが組織の原則だと思います。自然界のそれぞれに対する感謝、私たちが自然界のいのちをいただいて存在することの意味は何なのか、なぜ存在が許されるのかを意識することが必要なのだと考えます。

しかし、自然界は私たちに面と向かって文句は言いませんから、なかなか私たちが自分の身勝手さ加減に気づくことができません。そしてついつい私たちはあたかも自然界の王者であるかのように錯覚して,、自分の欲望を満たすことしか考えなくなっています。もちろん、不幸にして天災が起こると自然界への畏れを抱き防災対策を施します。あるいは動植物が絶滅の危機に瀕すると保護の活動を行います。それはそれで大切なことですが、それらは自分のための防備であったり、懺悔であったりと、まだまだ身勝手さの延長線上にあるような気がしてなりません。もっと根本にあるのは、私たちは自然界の中で多くの「いのち」の上に生かされていることを意識して、これに感謝しつつ、そうした「いのち」を犠牲してさえも、生かさせていただいている自分の存在意義は何なのかを真剣に考えることだと思います。すなわち、自然界が自分のいのちを犠牲にして他のために尽くしているのなら、では私は他のためにどのように役立つことができるかを考え、行動することが根本原理として必要なのではないかと思います。

これは対自然界ばかりのことではなく、人間社会の中でも同じようなことが多く起きていると痛感します。自分の権利主張ばかりで、自分の欲望さえ満たせれば何をしてもいい、そのほうがお得だと考えるような、「恥ずかしさ」という人が社会的存在として根源となるモラルを喪失した風潮が蔓延しつつある状況に恐ろしさと悲しさを覚えます。以前にも書きましたが、大隈重信たちはそんな世の中を作ってはいけない、「利他の現場リーダー養成」ということで、早稲田大学を創りました。ワセダのOB/OGである私たちの中には、そのDNAが生きています。こうした風潮だからこそ、私たちワセダが立ち上がらなければならないのだと考えます。

春は「いのち」を意識させてくれて、自らを振り返ることができる素晴らしい季節です。

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【2】ビジネスの最前線    松元貴志

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はじめまして、2014年大学院修了の松元貴志です。新卒でユニリーバ・ジャパンに入社し、ヘアケア製品のマーケティングを担当しました。現在は起業し、株式会社メジオという小さい会社の代表をしております。人材紹介事業(転職支援)やインターネットメディアコンサルティング事業、また半年後くらいに、自社ブランドであるヘアケア製品(シャンプー/トリートメント)を発売予定です。

昨年、経営していた会社のうちの1社(WEBコンサルティングやWEBメディア事業運営)を売却いたしましたので、企業売却に関するお話をしたいと思います。

企業売却と聞くと、大企業が数千億円の会社を買収するような大規模のものをご想像されるかもしれません。私の場合は、規模の小さい、昨今のベンチャー企業によくある企業売却を経験しました。企業売却と聞くとあまりいいイメージをもたれない方もいるかもしれません。

さて、小さい企業の売却は具体的にどういう手順で行われるか私の事例をもとに話します。まず、知り合いの投資家に頼み、買い手企業をリストアップしてもらいます。そのなかから10社ほど話をもちかけ、5社ほどは社長と直接話をして、条件面で話をしました。中には東証1部上場企業の社長と話す機会もありました。買い手の理由は様々ですが、進出していない事業領域のノウハウ吸収、未上場の場合はノウハウに加え売上を伸ばしたい、また競合にあたるので買収しておきたいなどです。

世の中の大きなM&Aは野村證券などの投資銀行などがFA(financial advisor)として入りますが、あまり大きくない企業の買収の場合(だいたい2~3億円未満)は、買い手の社長、株主、CFOなどのある種の「覚悟」と「決め」できまる印象です。

条件面が合いそうな会社と次のラウンドにすすみ、DD(デューディリジェンス)に入り、先方から買収額の提示があります。私からは「もっとたかくしてくれ!なぜならば○○だ」といったような応酬がありました。DCFやPERといった大野先生の授業で習ったことがそのまま、やりとりのなかでてきたので学生時代もっと勉強しておけばよかった…と痛感しました。私はマーケティング畑のためファイナンスや金融に関して社会人になってから専門的なものには触れていませんでしたが、それでも単語自体はほとんどなじみのあることだったのでテスト勉強をしておいてよかったなとも思いました。

口頭合意をした後、契約書がでてきます。こちらも弁護士や税理士と議論をし、提案された契約書について注文をつけます。株式の買い取り価格の計算(教科書に出てくるような理論式そのまま)におかしい部分があり、先方と再度議論をすることもありました。

通常は、売却した側の社長はロックアップとよばれ、社長に2~5年程度とどまる契約が多いですが、私はシャンプー販売などの美容事業に参入したかったため最初から売ったら、社長はすぐ退任という契約にしてもらいました。すぐに顧客の引継ぎをはじめ、先方社員や彼らが雇ったPMI(post merger integration)の担当者とともに今後のシナリオを簡単に描いて引き渡し完了でした。

ざっくり話すと小さい会社の会社売却というのはこのようなものです。言いたいこととしては、大学の教科書に書いてある知識はそのまま役立つのでしっかり勉強しておいたほうがいいということです。

また、事業承継がトレンドワードとなっている昨今ですが、買収してから買収した側がどれだけ本気でPMIを行うかがいかに重要になってくるかと思います。友人の会社で買収された後、サービスがクローズしてしまうということもありました。小手先の知識もそうですが、買ってからのやる気が最も大事だなと遠巻きに見ていて思います。

現在もですが、お世話になった税理士、会計士、弁護士、行政書士の方が全員慶應卒(しかも全員中学から慶應)で、慶應卒の士業の先生方のつながりがすごく強いのだなと感じました。最初に仲のよいファイナンスに強い先輩に紹介してもらった税理士の先生が慶應出身の方で、そこから同級生や後輩を紹介いただいたため全員が慶應出身者となりました。私のような小さい会社の人間でもアクセスできるネットワークが早稲田大学でもあったらよかったのになとふと思いました。

せっかく書かせていただきましたので、WEBまわりで困っている方がもしいらっしゃいましたらご連絡ください。また化粧品ビジネス等でお話できる方がいましたら相談したいことがあるためお話できるととてもうれしいです。

matsumoto@mejio.jp

松元貴志

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【3】リレーエッセイ第9号

(シニアの部) 小井孝和

(中堅の部)  高木三四郎

(若手の部)  鈴木槙将

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(シニアの部) 小井 孝和

1992年学部卒の小井(イサライ)と申します。

92年卒の大野研には、体育会所属のメンバーが3人居て、ラグビー部の池田君、ヨット部の星野君、そして私は米式蹴球部に所属しておりました。(私だけが留年して5年目に晴れて大野研に入れたわけですが、、。)おそらく大野先生やマスターの皆さんにとって、一番手間のかかった代だったのではないでしょうか。 ※次回エッセー、池田君よろしくね!!

さて、私は現在、三井不動産レジデンシャル(株)にて、3年ほど前に世間をお騒がせした、傾いてしまったマンションの建替事業に従事しております。建替事業の推進と同時に、ご入居者の皆様への補償対応が主な業務となっております。

日々、お客様に会社のスタンスを理解いただくために、言葉を尽くして対応する中で、最近気になっていることは、思考と言葉・態度のつながりについてです。

お客様は時に、様々な要望や要求をぶつけてくる時があり、会社の立場からすれば、「そんなことできるわけがない」となる場面も少なからずありますが、そんな時、一瞬でも相手の理不尽さを責めるような言葉や態度を示してしまうと、双方の関係性は悪化の一途をたどってしまいます。そのような言葉や態度を示さないよう細心の注意を払っていますが、それだけでは不十分なようです。「相手方の立場に立って考えること」は簡単なことではありませんが、お客様の置かれた状況を最大限想像して、「そのぐらいの要望を持つのはある意味ごもっとも」と、対応する側が思考を巡らせて十分に理解しておくことが必要だと、改めて気づかされております。

そんな日々の中で、大切にしている以下の言葉をお届けして、私のリレーエッセイを終えたいと思います。ありがとうございました。

思考に気をつけなさい それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい それはいつか行動になるから

行動に気をつけなさい それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい それはいつか性格になるから

性格に気をつけなさい それはいつか運命になるから

【写真】

我が家の癒し係(双子の兄弟)

左:幸(コウ)、右:福(プク)(ミックス8歳オス)

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(中堅の部)  高木三四郎

皆様 ご無沙汰しております。2004年修了の高木三四郎です。

大学修了後働いていた監査法人から2012年に三菱商事に転職し、はや7年目になりました。

1年前に社内部署異動があり、現在は三菱商事事業投資総括部にて事業投資の案件を一歩引いた立場から案件審査・モニタリングを行う業務に従事しております。

社内関係者が何か月/何年もかけて検討してきた方針が自分の発言によって大きく変え得る立場にあり、真剣勝負の毎日で大変ですが、やりがいのある日々を送っております。

大野研究室で何を学んだか?と今回の寄稿に際し、再考してみましたが、大野研究室時代に大野先生をはじめ、皆様にご指摘いただいた「その研究って何の役に立つの?」に尽きるのかと思います。

即ち、小手先の知識や技術論に走る前にまず大局観(そもそもの意義)からとことん考える事の大切を社会人10数年を経ても、今尚、痛感しております。

(To 大野先生 山本さんと同じ意見となり恐縮です。でも、それくらい大野研での「大野イズム」がOB/OGに浸透していると前向きに考えてください。)

今も、会社にて事業投資案件のチェックを行う際にも「この案件って何の役に立つの?」、「この案件って何故三菱商事がやる必要があるのか?」という視点を欠かさずに、案件の意義から考えるようになっております。

写真は年末に妻と2人の子ども(小学校2年生の娘と4歳の息子)と雪山に遊びに行った時の写真となります。

次は、同期というには人生の大先輩である宮口直也さん お願いします!

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(若手の部)   鈴木槙将

島崎会つながりで山本さんからバトンいただきました、2017年修士卒の鈴木槙将です。しんすけと読みます。

 島崎会、お仕事、その他、について話したいと思います。まず島崎会ですが、1つ上の島崎さんという人を慕っている(という設定の)島崎さんの同期・後輩にて度々行われている集いになります。※私は島崎さん同期の別の方にもっと尊敬している人がいるので、しぶしぶ参加しています。基本的には定期的に飲み会をするのですが、去年のGWにペンションに泊まってBBQしたのが一番の思い出です。そのようなOB会以外でも縦のつながりもでき、大野研究室は本当にいい環境だったなあと思わんばかりです。写真は、その島崎会でこの前集まった時に撮影したものです。

 そして仕事になりますが、卒業後にNTTデータに入社し、もうすぐ3年目になります。就活をしていた頃に入社後は基盤に近い開発をしたいと考えていて、ここ数年OS・MW・AP構築に、データ移行等サーバ開発をいろいろと経験した後、現在はNW構築をしています。入社前に想定していたような環境で、やりたいと思っていた題材の開発をすることができて、大変楽しく仕事できています。夜勤や出張も度々あり、兵庫への出張がそろそろ2桁に届く回数になっていて、新大阪駅もすっかり慣れたものになりました(551蓬莱は何回食べてもおいしいですよね)。これからはNWチームで、全国の主要拠点のNWインフラもお世話するので、それに付随する出張が少し楽しみです。福岡、沖縄あたり行きたいですね。

 それ以外のところですが、在学中からどんどんパソコン周りのいろいろが好きになっていき、時間があればずっとパソコンを触っています。正直そんなに大したことはできていませんが、最近ははやりのTensorFlowでずっとニューラルネットワークのプログラムを書いていました。あとは漫画が大好きで、いろいろ買って読んだりしているのですが、電子書籍に切り替えて電子書籍のすばらしさに目覚めてしまいました。私のiphone5Sでは画面が小さくて厳しいかと思っていたのですが、全然そんなこともなく、おすすめです。

 それでは、次回は私達2017年卒の圧倒的エースだった同期の永山・ZOON・けいすけさんにお願いします。いつもの感じで熱い語りをお願いします。

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【4】私ってこういう人! 第3号

   加藤亜美

   小川慶也

   小川昌悟

   大窪佑亮

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学部新4年 加藤亜実

初めまして、学部新4年の加藤亜実です。

私は高校1年生の頃から、経営システム工学に興味があり、ぜひ大野先生の授業を受講したいと思っていました。現在この歴史ある研究室に配属できたことを嬉しく思います。

卒業論文は、財務データを用いた研究をしたいと考えながら、現在進めています。来年2月にどんな研究結果が得られているのか、自分でも楽しみです。

サークル活動では、アコースティック音楽サークルとアカペラサークルに所属していました。中高でソフトボールをやっていた私としては、無縁の世界でしたが、引退した今も楽しく音楽活動を続けています。「ヨコシマ。 透明人間」と検索していただくと、白衣来た私が歌っているので、良かったらご覧ください。

将来は、メーカーに就職し、営業活動を通した後、データマーケティングが活かせるような仕事ができれば、と思っております。

今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

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学部新4年小川慶也

はじめまして、学部3年の小川慶也(おがわよしなり)と申します。私は早稲田イルミネーション実行委員会という得体の知れないサークルに入り、早稲田大学を色々な面で照らしてまいりました(最近だと昨年の早稲田祭でワセダベアを光らせました)。意外と幅広く活動を行なっており、川崎フロンターレさんやアルバルク東京さんなどにもお手伝いに向かうなど、貴重な体験もしてきました。

私は大学院に進学しようと思っており、現在は「経験価値」と「好意的な心理を用いた購買」を結び合わせるような研究を試行錯誤しながら続けています。さらに、B3の後藤・寺畑とともに、香取様の会社の方でインターンさせていただいています。PythonやTableauなど今後の人生に必要な媒体を学べる絶好の機会だと思っております。最後になりますが、残りの学生生活を真面目に、何より楽しく過ごしていこうと思います。よろしくお願いします。

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学部新4年    小川昌悟

この度大野研に加入させて頂きました、小川昌悟と申します。

関西出身でありますが、特に面白いことを言えるほどでもないので、ご理解頂けると助かります(笑)

スキーサークルに所属していまして、春休み期間はほとんどの日数合宿をしてきました。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

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学部新4年    大窪佑亮

初めまして、学部3年の大窪佑亮と申します。

私は小学校から高校まで野球とソフトボールをしていました。

大学では早稲田理工軟式野球部で主将を務めていました。

研究では、心理マーケティングに関連したものをやろうとしています。

就職活動では、金融業界に絞って活動しており毎日苦しみながらも成長を実感しています。

どうぞよろしくお願いいたします。

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【5】新・不定期連載 「ウェルカムバック!」   大野高裕

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最近は時間があるので、「小人閑居して不善をなす」と言われる如く、ついついいろいろなことを思いついてしまいます。

今月から急遽、「ウェルカムバック!」という不定期連載を始めることにしました。これは研究室に訪問されたOB/OGの皆さんをご紹介しようというものです。就活OB/OG訪問、研究、留学、再就職などなど、さまざまな用事でOB/OGの方々が研究室を訪ねてくださいます。せっかくお顔を拝見したのに、元気な様子を皆さまと共有しないのは、今更ながら「なんてもったいない!」と思った次第です。

もちろん、訪問理由にはプライバシーがありますから、そこには触れないようにして、読者の皆さんが「おっ、〇〇さんだ。連絡してみようかな~」と、ネットワークの輪が広がるチャンスにつながれば、こんなにうれしいことはありません。

ということで、今月は4名の来訪者をご紹介します。

まずは田口大輔さん。株式会社スパイスボックスでSNSマーケティングでビッグデータ解析を行っています。実は今年度から彼の会社からSNSデータを購入して研究を開始しています。2018年度は2本の卒論を研究成果として生み出すことができました。(藤本優花「インフルエンサーがフォロアーに与える影響分析、山口凌央「Twitterのエンゲージメント獲得におけるポジティブ情動の形成とワードが与える影響要因分析」) 田口さんにはSNSマーケティングの最新の動きや研究の端緒となるヒントを逐次いただいているのですが、修論で新M2となる杉浦裕文さん(卒論同級生)がこの分野を研究対象とするということで、先日3人で打合せをしました。そのときの写真がこれです。田口さんのお話からマーケティングが今ダイナミックに大激動している様子を教えていただいて、大興奮しました! (高田馬場のカフェにて)

次は博報堂勤務の丸山真輝さんです。先日まで1年間、アメリカMITのビジネススクールに留学してMBA(シニア)を取ってきました。タイ国でのマーケティングの経験が長いのですが、そこで培ってきた知識・ノウハウなどを理論的にも精緻化したいという思いが強くなって、私のところに研究のアイディアを少し具体化すべく雑談にやってきました。単に商売に結びつけるのではなく、教育に役立てることなどを目指すその高邁な精神とモチベーションに感激しました。2時間近くやり取りしましたが、こういう時間は楽しくてあっという間ですね。これからも適宜、「意見交換を行おうね」、ということになっています。(研究室にて)

そして次は、山本結花さんです。山本さんは先月2月号にリレーエッセイで登場していただきました。きれいなハワイの海岸の様子が眼に焼きついています。彼女は三井住友銀行に勤務していますが、先日リクルーターとしてOB/OG訪問に来てくださったのです。夜の開催だったのですが、あいにく私は所用が入っていてお目のかかることができませんでした。なので、写真掲載がなくて申し訳ないのですが、後輩たちのために一生懸命にサポートしてくださり、本当に感謝しています。どうもありがとうございました。

今月の最後は、東芝の青木健さんです。彼もリクルーターとしてOB/OG訪問で来ていただき、開始までの30分ほど楽しくお話をさせていただきました。PC関係の仕事でロンドンに赴任していたことや現在担当している鉄道事業のシステムについてお話を伺いましたが、特に興味深かったのは、道路の信号のシステムもそうですが、鉄道の運行システムをハッカーに乗っ取られてしまうと大事故に繋がりかねず、それを人質にされるととんでもない身代金を要求されることになるという深刻なお話でした。仮想通貨のハッキングで何百億円ものお金が盗られたという話はありましたが、今後は安全を人質にした犯罪もあるのだなあと改めて情報化社会の影の部分を学ばせてもらいました。(研究室にて)

ということで、4名の方々をご紹介させていただきました。これも何かのご縁です。同期や先輩後輩の皆さまは、久しぶりに連絡してみてはいかがでしょうか?(お節介ですみません)

研究室へのご来訪は不定期ですから、この連載も不定期とはなりますが、このコーナーも楽しみにしていただけますとありがたいです。

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◇◆ 編集後記 ◇◆

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「e-OHNO MAIL NEWS第174号」はいかがでしたか。

今回は沢山の方が登場し、大野研究室メンバーのつながりの強さを感じられる内容になっていると思います。

e-OHNO MAIL NEWS で大野研OB・OGへ発信したい情報等ございましたらお寄せください。お待ちしております。

なお、バックナンバーは大野研究室のHP内でもご覧頂けます。

編集担当 摩嶋翼

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「e-OHNO」は、大野研のOB・OGへ毎月17日に配信しています。

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