e-OHNO MAIL NEWS 第193号

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  e-OHNO MAIL NEWS 第193号 2020/10/26

      https://www.ohno.mgmt.waseda.ac.jp/wordpress/

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こんにちは。今月号のe-OHNO MAIL NEWSの編集を担当させて頂くこととなりました、M1の摩嶋翼と申します。

今回のメールマガジンは、以下のコンテンツでお送りいたします。

■ 今月号のコンテンツ ■ (敬称略)

【1】 成功体験のワナ  大野高裕

【2】リレーエッセイ第26号

  (シニアの部)  瀬川明秀

  (中堅の部)   池田尚人

        (若手の部)   王健

【5】大野研メンバー紹介B3

                    新発田 輝

                    池澤一樹

                     上杉和也

                      加藤愛望

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成功体験のワナ  大野高裕

大学ラグビーシーズンが10月初めから始まりました。ひょんなことから今年4月から部長を頼まれました。コロナ禍で夏まで一切の練習ができず、恒例の菅平合宿も中止となってしまい、選手・監督は前代未聞の環境を強いられた中で公式戦の開幕を迎えました。ラグビーのスクラムなどはまさに「3密」の代表的存在ですから、指導現場では非常に細かく気を使い配慮して今日までを迎えてきました。シーズン開始も1か月余り遅れたので、試合日程も過密です。10月4日vs青山学院大学、10月11日vs立教大学、そして10月18日vs日本体育大学と3週連続で試合が組まれています。写真は日体大と試合が行われた熊谷ラグビー場の様子です。ほかのスポーツと同じで観客数は制限していますので、ちょっと寂しい感じです。声援もできませんからモヤモヤが溜まりますね。11月1日にはvs帝京大学、11月7日vs筑波大学、11月23日vs慶応義塾大学、12月6日vs明治大学と対抗戦が続きます。何とか、年を超えて正月2日に準決勝の晴れ姿を皆さまにお見せしたいと思っておりますので、どうか応援をよろしくお願いいたします。

屋外, 建物, 草, 大きい が含まれている画像

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さて、先日ある戦略系コンサルタントの方のお話を伺う機会がありました。元々、大学院で専攻していた半導体の技術開発を大手電機メーカーでやっていて、今でも世界のコア技術となっているかなり画期的な半導体技術の開発に成功したそうです。その会社は当時PCで大成功していたのですが、成功された新たな技術を使って新製品開発に取り組むかどうかの経営意思決定をトップは迫られました。新製品開発には巨額の投資が必要であったので、その時のトップはわざわざPCで儲かっているのに、そんな巨額投資を伴うリスク事業は採れないと、その技術は他者に譲ってロイヤリティ収入を得るという戦略を取りました。その結果、他国企業がそれを使った製品開発を行って大成功をおさめて世界シェアを握り、その大手企業は没落して後年倒産寸前にまでになりました。それを目の当たりにしたその方は、技術だけではダメで、技術をいかに戦略的に事業へ結びつけるかが重要ということに目覚めて、技術者の立場から経営の勉強へと転じて現在の戦略コンサルタントになられたということでした。

これを聞いた思ったことは、ある一つの大成功は、成功を収めるまでの様々な工夫やチャレンジは素晴らしい結果をもたらすものの、成功した後はその体験に縛られてしまって、気づかぬうちにイノベーションを拒絶し、気持ちの面でも守りに入ってしまい、気がついたら大没落の底に沈むということです。ある意味、成功するまでは易しいことかもしれません。なぜなら囚われるものが無いからです。無心でいろいろなことを謙虚に受けとめて、あらゆる可能性を試してみる。そんなことができます。しかし、成功してしまうと、とたんに失敗することが怖くなります。わざわざリスクを取らなくともうまくいっているのだからそれでいいではないかという気持ちが起こります。そして周りの眼も気になります。模倣者、賛同者が出てくると、「自分の成功は素晴らしい」という確信がさらに強くなるでしょう。そうなってくると、その成功を上回るさらなる成功が保証されるような新たなチャレンジでないと、手を出せないというジレンマに陥ってしまうのかもしれません。「成功の殻」を自分で打ち破ることが難しく自縄自縛に陥ってしまいます。

最近、K-POPが好きという日本人の若い人たちが増えています。代表格は世界的に人気のあるBTSなのでしょうが、(好き嫌いは別にして)彼らのビデオを見ているとすごくキレキレのダンスに圧倒されます。それを見た後に、ジャニーズ系のビデオを見るとその落差にびっくりします。ベテランも若手も同じような振り付けで、ノロい。(ファンの方にはごめんなさい)

振り返ってみると、ポップスの世界ではジャニーズ事務所所属に独占されており、その関係者でなければこの30年間音楽シーンの主役として登場することはできなかったように思います。どこを見渡してもジャニーズとジャニーズ出身者で独占されていました。音楽も司会もバラエティもドラマもCMも。もちろん、ジャニーズタレントの皆さんの能力がずば抜けて高かったということもあるでしょうが、テレビ局や広告代理店が「ジャニーズ事務所を使っていれば大丈夫、失敗はない」と30年間アグラをかいていたのではないかと邪推しています。

そのツケが今、あからさまになってきたのではないかと思います。最近、家にいるとスカパーの音楽ヒットチャート番組を流し見していることが多くなっているのですが、J-POPランキングでありながら、K-POPの楽曲がいくつも上位を占めています。吉本興業がK-POPと組んでプロデュースをしているグループとかK-POPを見習ったオーディションによる女性グループ育成とかも話題となっています。30年間続いたジャニーズ・サクセス・ストーリーから明らかにパラダイムシフトを起こしていると感じます。

結局、30年間日本のポップス業界がジャニーズというブランドに皆でぶるさがって安穏としていた内に、日本の若者がふと目を海外に転じてみれば、もっと魅力的な楽曲がK-POPとして勃興してきて、人気をさらっていったのだと思います。一強独占というのは事業も人の愛についても、誰もが目指すことですが、それが実現してしまった後が極めて危険なことだと改めて感じます。これでいいんだと、この状態が最高に気持ちいい、と思っているうちに、周りの世界はどんどん変化してしまい、気づかぬうちに取り返しのつかない周回遅れに陥ってしまう、まさに「井の中の蛙」になってしまいます。

成功後のワナについて考えたくて、今回はたまたまジャニーズ系のことを勝手な邪推をしつつ、一例として取り上げてしまいましたが、他意はありませんので、どうか誤解のないようにお願いします。成功して大転びにこけて、奈落の底に陥るのは古くは「平家、奢るものは久しからず」があり、古今東西どこでも数多くの事例があります。ですが恐ろしことに、渦中にいると全く気づきません。成功している時こそ、その状態に安穏とせずに、失敗してもいいから次のチャレンジをする。そうすれば新たな情報を嗅ぎ出すセンサーは錆びず、イノベーティブなアイディア創出の思考回路は目詰まりを起こさず、実現を導く行動力の筋肉も衰えることはありません。

いつも今の状況の殻を破るチャレンジを自分自身に対して叱咤激励し続けたいと思います。実は、私も小さいことですが、これまでのゴルフスイングの殻を脱ぎ捨てようと、9月から老骨に鞭打ってチャレンジを始めています。メチャクチャになってしまうかもしれませんが、恐れずに始めてみました。どんな結果になるか、次回、大野杯ゴルフ大会の時をお楽しみに!

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リレーエッセイシニアの部 瀬川明秀

大野研究室第一期の卒業生、1990年に修士課程を終了した瀬川明秀です。

1990年に修士課程を修了し、日経BP社に入社。その後27年間雑誌や新聞などの記者・編集者としてメディア事業に携わってきました。「日経ビジネス」の副編集長、ほかの媒体の編集長などをしてきました。

「このままこの会社で定年を迎えるのかも」と思っていたのですが、縁があり2017年に総合コンサルティング会社のシグマクシスに転職。現在はコンサルタントとして仕事をしています。50台で異業種に転職? なぜコンサル? 記者にできるの?など古巣の同僚、友人から質問をたくさん受けています。異業種に転職して大丈夫だったのか?と聞かれれば、実はまだ分からないのですが、何をやっているのかという質問にはお応えできるようになってきました。

現在取り組んでいる仕事は大きく分けると二つ。1つは、企業の新規事業の立ち上げ。ここ数年、メーカー、商社などでは、広告代理店、メディアに頼らず自ら情報発信をしている企業が増えています。こうした情報発信のための仕組みづくりを手伝っています。

もう1つがいま働いているコンサルティング会社の情報発信です。コンサルティング会社にはノウハウ・データがあります。しかし、これまでは広報活動やコンサル個人で原稿などを書くことを除けば、積極的に情報発信したりするファームは少なかったと思います。手間の割にはお金にならなかったこと、お客様に依頼された特殊調査のデータを別で利用することはできないからでしょう。確かに、今後もクライアントに依頼された調査を公開することはありませんが、例えば、誰もが知り得るデータに関しては、コンサルならでは切り口で整理し、メディアとして定期的に情報発信していくことはできます。そのことで新しいお客様とつながりが生まれることも見えてきました。実際、そうした活動が広がっています。私もいまそのプロジェクトを指揮してます。

こうした発信活動の一区切りとして今年2020年7月、古巣の日経BP社から『フードテック革命』という本を同僚と出しました。過去3年間、コンサルや自社で開催したセミナー、自社開催のイベント活動を通じて得た知見を整理したものです。

現在、フード(食)の分野にデジタルテクノロジーを活用したイノベーションが起きています。まるで半導体産業が生まれた時のように、食の分野で新しい産業が生まれようとしてます――そんな大きなトレンドを追った本です。幸いベストセラーとなり、目下増刷が続いています。タイ語、韓国語版も決まりました…とこの場でこのまま宣伝したいのですが、皆様にとっては無益であろうと思いますので、この本を執筆して分かったことを二つだけお伝えします。

今回の本は過去3年間、同僚のコンサルたちが世界中を飛び回ってかき集めたデータ、コンサルが得た知識を、再編集することで作成したのですが、予想以上に編集作業は難航しました。当たり前なんですが、コンサルは、書籍をつくるために活動してなかったからです。資料もクライアントを口説くためにつくっていたもの。大量の資料もクライアントが欲しいデータのみで構成します。一方、普通の書籍となれば、ターゲットは1人でありません。基礎的な知識から丁寧に説明する必要があります。同じデータであっても「視点」が違うため、結局ゼロから作り直すものが多かったのです。

もう1つは、過去の資料だけだと「コンテクスト」が見えないのです。有名な「桃太郎の略奪」という話があります。「紙芝居の絵だけ見れば、桃太郎が鬼ヶ島に宝物を略奪するストーリーになる」というものです。絵(資料)一枚一枚をつなぐコンテクストがないと、膨大なPowerPointもまったく理解できないのです。

結局、「視点」の違いを踏まえた上で、「コンテクスト」をつくっていかない限り、大量のデータベースの再利用は難しいのです。こうした資料と資料をつなぐプロセスこそが暗黙知を形式知にする作業だと再認識した次第です。今後は、このプロセスは標準化していこうと思っています。実は、編集者時代はそれこそ無意識にやっていたことですが、まったく別の職場環境に置かれたことで、改めて、自分の役割がみえてきました。

さて最後に。今回の本は、5月から7月にかけて書いてましたが、コロナ禍の影響が無視できなくなったことから、結果的に600ページ書いた原稿を400ページに圧縮。さらに2割ほどを書き直しました。コロナ禍で使えなくなったケースを捨て、コロナ禍でも通用するケースをより分けながら、感じたのは「あれ、意外と潮流は変わらないなぁ」ということでした。一言で言えば。「技術の進化」は進むし、ウエルビーイング、よりよい生活を求める気持ちは、今回のコロナでも変わらないのです。逆に今回の危機で一層高まったかもしれません。今後、この世界がどうなるか分かりませんが、中長期的での目標はぶれることはないと思っています。今後も、よりよい世界が戻るよう少しでも貢献できればと思います。

では、最近独立された葦原一正さんにバトンを渡します。どうぞよろしくお願いいたします。

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リレーエッセイ中堅の部 池田尚人

2008年学部卒・2010年修士卒

池田と申します。

はじめまして&ご無沙汰しております。

執筆の機会を頂けたこと、大野先生には感謝しております。

お気づきかと思いますが、

鵜飼さんから始まり、

同期が連続してメルマガに投稿しております。

彼らの充実した内容にプレッシャーを感じます。

まずは、

自己紹介させていただきます。

2010年 能美防災株式会社入社【6744(東証1部)】

エンジニアリング部配属

2013年 第1技術部異動

現在に至る。

という転職もなし、異動も1度のみと

安定した毎日を送っております。

弊社について、学生さんでは特に、

聞いたことがない方が多いのではないか

ということで軽くお話しします。

実は創業から100年ほど経過していまして、

実は火災に対する防災設備のトップシェアの

メーカー&設備設計&施工会社です。

昔、消火栓の押しボタンを間違えて

押しちゃったアナタ、

それ、弊社製かもしれません。

私はその会社で何をしているのかと申しますと、

トンネルや大規模工場といった、一般ビルではない

特殊な建造物・構造物に収める製品の、

・開発プロジェクトのコーディネート業務

・細かい技術的内容を客先に説明する営業サポート業務

・製品が現場で正常に稼働しているかを確認する施工サポート業務

・委託実験請負業務

 etc…

と多岐に渡る仕事をしており、

毎日新鮮な気持ちで、充実した日々を送っています。

さて、防災業で働く私が、最近思いますのは、

防災機器と技術進歩のギャップです。

最近、良く耳にしますのは、

5G、AI、自動運転、ドローン、

量子コンピュータ、4K・8K、、、

どれも目新しく、人々の生活を豊かにする技術の数々です。

しかし、防災機器がこれら技術を追随できているかというと、

必ずしもそうではありません。

防災機器は、

「非常時に機能しなくてはならない」ということを

求められています。

当然、丈夫で長持ちな製品です。

丈夫で長持ちである秘訣は、

構造がシンプル、部品もシンプル、原理もシンプルであることです。

例えば、火災を見つける機器の一つに、

熱感知器というものがあります。

この機器は、金属板を内蔵しています。

とある部屋で火災が起きると、

その熱を受けて内蔵されている金属が膨張します。

膨張した金属は緩やかに曲がって、接点部分とくっつき(スイッチが閉じる)ます。

接点部分とくっつくことで、回路が成り立ち、

火災が起きたことを知らせる仕組みになっています。

極端に言いますと、金属板と、回路導線だけで成り立っています。

このように

複雑な機構を搭載していない分、

モデルチェンジが緩やかで、

部品だけの交換が可能という機器が多いのが、

防災機器の特徴です。

しかし、昨今の技術進歩の速さたるや、

ひと昔前の技術が次々と市場から消えていきます。

交換部品さえも市場から消えています。

モデルチェンジもせざるを得ません。

それゆえ、一部だけ交換すればずっと使えたはずのものが、

設備やシステムを丸々交換するといった

お客様に大きな費用負担をさせてしまう物件も見られます。

一方、新しい技術を取り込んだものは、

いままでの防災機器の代替品となるか、

という点ですが、

技術によって一長一短があり、

汎用的に使用するまでには至っていないと

私は感じています。

技術が進むと、廃れる機器も現れますが、

古き良き機器を残しながら、

新たな機器に遷移するという

移行期間が必要なはずです。

その移行期間が近年特に短く、

技術が進みすぎるのも難儀なものだと

思い知らされています。

火災に限らず、地震災害や台風被害など

災害が続発する昨今、

防災と名の付く弊社は、

様々な企業から相談・引き合いが来ます。

特に、万が一が起きた際の被害が甚大になりやすい

大規模工場からは新しい技術を求められがちです。

防災設備の技術開発に関わる者として

一人でも多くの命を救えるような、

そして、今までの機器を代替し、魅力も付加できる製品を

いち早く市場に送り出したいと意気込みながら、

これからも仕事に邁進して参ります。

写真は、出張先での食事です。

私の仕事は出張が多いのですが、

旅行を兼ねている部分もあり、

癒されるひと時でもあります。

次回からは、私たち同期とともに多くの時間を研究室で共有した

一期下の高田さんにバトンを渡したいと思います。

皆様、ご一読のほど、ありがとうございました。

木製テーブルの上にある食事とサラダ

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リレーエッセイ若手の部 王健

皆さま、初めまして、17学部卒の王健と申します。

在学時に先生と同期の方の大変お世話になっており、今度もこんな執筆の機会を頂けて、謝しております。それでは、留学生として卒業してから、社会人の活動報告に重ねて、書かせていただきます。

 2017年卒業後、シンプレクス株式会社に入社し、3年半に経ちました。周りの同期や先輩は割と大企業に就職した方が多いですが、自分がベンチャー企業に惹かれ、「ブラック企業」と言われているシンプレクス株式会社に入社しました。以下時系列に報告したいと思います。

■1年目:開発に初体験

4月〜8月の新人研修を経て、弊社当時の保険グループに配属されました。いきなりコンサルティングとして珍しく社内のパッケージ開発プロジェクトで、詳細設計、開発、テストなど一連業務を任されました。開発では、フロント開発は未経験で任された画面開発タスクの期限が1週間と言われ、配属してから初めての金曜日の夜も早速徹夜を経験しました。参考となるソースコードがない中で、初めての画面を要件策定、設計~開発・UTを2週間程度で対応し、やり遂げた時の喜びは、今も鮮明に覚えています。こうやって【無茶振りされ→「無理」と言いながら深夜作業を繰り返す→やり遂げた時に「また成長したな」と思い→次に無茶振りに挑む】というサイクルを繰り返した1年でした。

■2年目:スクラッチ開発プロジェクトで初リーダー役を担う

2年目になり、とある大手生命保険会社の代理店ペーパーレスシステムスクラッチ開発プロジェクトに移動し、最初メンバーだったが、途中からリーダー役に任されました。ちょうど当時全社的にアジャイル開発を押していて、自分が所属しているPJもスクラム開発を採用し始め、その波に乗って、自分もスクラムマスターに任命されました。右左もわからない中にスクラム開発について猛勉強行い、スクラムマスターの振る舞い、スクラムイベントのファシリテート、スクラム開発の推進に務めました。そこから5〜6人のチームを率いて、今度自分手元のタスクだけではなく、メンバーの動機付け、タスク管理などマネジメント面のスキルも磨きはじめました。結果的にプロジェクト無事に完遂し、自分も保守メンバーとしてPJに残り、本番のメンテナンスしながら、保険新商品に向けのエンハンス開発に務めていました。

今振り返って見ると、2年目に自分が一番成長できたではないかと思っています。

■3年目:新人から刺激を受けながら、新しい領域で挑戦

 3年目になり、今度保険とかけ離れた証券グループに移動し、自分にとって完全に新しい業務領域、新しい技術で新た挑戦をはじめました。違うの、今度自分が新人の「育手」として、新人の面倒を見ながら、とのことでした。幸いで、入った一年目さんはとても優秀で、彼らと向き合う中で、自分のたくさんの刺激を頂いて、いつの間に彼らとともに成長ししました。

この前の開発経験を活かし、最初から開発チームのリーダーに努め、スケジュールの策定、開発タスクの見積もり、進捗管理、お客様との対面セッション、フレームワークの策定、サンプルコードの作成など全面的にやらせていただきました。開発者としてお客様と向き合う中で、自分たちが作っているプロダクトは、お客様の業務、ビジネス、お客様の会社の将来にとってどんな意味あるのか、改めて肌で感じました。

■4年目:またまた挑戦を続ける

今年の9月をもって、前の証券プロジェクトを卒業しました。卒業する時に、お客様から「今までありがとうございました。いつも夜遅くまでやって頂いて、大変助かりました。」といただき、なんかこの仕事のやり甲斐を改めて感じました。

4年目になり、今度社内大炎上しているプロジェクトに移動する予定となり、またまた新しい領域での挑戦となりますが、きちんと消火して参ります、笑。

社会人4年目となりますが、自分が感じた社会人というのは「壁にぶつかる」→「壁をぶち破る」→「新たの自分と出会い」→「次の壁にぶつかる」というサイクルとなり、このプロセスを楽しめば楽しむほど、これからぶつかる壁の数は少なくなるでしょう。

写真は10月頭に大阪旅行の時に、UJSで撮った一枚となります。

コロナ禍でなかなか遠いところ行けなかったが、10月解禁されたGO TOトラベルでさしぶりに楽しめました。

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新発田 輝

初めまして。今年B3で大野研究室に配属されました新発田輝(しばたひかる)です。今年で25歳となり3年留年している情けないやつになります…ただ今年で大野先生に拾っていただけて研究室へ配属することが出来たので全力で楽しみつつ真面目に研究へ取り組んでいきたいと思います。

サークルは早大グリーンテニスクラブへ所属しており、自分が運営代の時は幹部を務めていました。家電量販店のノジマでアルバイトをしておりPCやカメラを販売しています。もしPC、カメラを購入希望の方は是非うちで買ってください!安くします!基本出不精でこれと言った趣味はあまりないのですが普段は漫画を読んだりゲームをしたりして過ごしています。またお酒を飲むことは大好きなのでコロナがおさまったら飲み会に誘ってください。

まだどういった研究をやりたい、職種に就きたいなど全然将来のビジョンは定まってないのですが今後研究室を通して様々なことを学び、見つけていけたらなと思っています。現役で研究活動されている先輩方、OBOGの方々、そして大野先生、今後ともよろしくお願いいたします。

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学部3年 池澤一樹(いけざわ かずき)

初めまして、B3の池澤一樹です。

サークルは「理工展連絡会」という学園祭の運営サークルに所属しています。昔から理科実験が好きなので、大学でも理科実験教室のTAなどのアルバイトをしています。毎年の夏休みに理工学部で行われている「ユニラブ」には高校生の時から参加していました。

趣味は野球観戦です。プロ野球だけではなく高校野球・大学野球・社会人野球など試合があればテレビや現地に行って観戦しています。東京ドーム・甲子園・神宮・札幌ドーム・マリンスタジアムなど様々な球場に行ったことがあります。コロナが落ち着いたら、現地行って観戦したいです。

自分は研究室に配属されたばかりなので、まだまだ未熟ですが歴史ある大野研究室で頑張っていきたいと思います。今後とも何卒よろしくお願い致します。

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大野研究室の皆さんこんにちは。学部3年の上杉和也です。この「上杉和也」という名前でピンとくる方もいるかもしれませんが、野球漫画「タッチ」の双子の主人公の弟の名前と全く同じです。友達からは「タッチ」と呼ばれているので、是非そのように呼んでください。作中では、高校1年生の夏にトラックに轢かれて死んでしまうのですが、私は現在も元気に生活しています!

 野球漫画の主人公の名前なのですが、幼稚園から高校までサッカー一筋で、趣味はJリーグのG大阪というチームの応援です。「早稲田大学サッカー観戦会」というサークルにも所属しており、現在は行けてませんが、昨年は、毎週末日本全国のスタジアムを飛び回っていました。

 もう一つの趣味は麻雀です。最近はオンライン麻雀の天鳳とMリーグの観戦にハマっています。大野研は、大野先生をはじめ、麻雀好きな先輩たちが多いと伺っているので、是非一緒に卓を囲んでください。

 最後になりますが、大野研究室の皆様、OBOGの皆様、今後ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、何卒よろしくお願いします。

(写真はネパール・ジャパン・プロジェクトでネパールを訪問した際のものです。)

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はじめまして。大野研究室学部3年の加藤愛望(かとうまなみ)です。出身は神奈川県茅ケ崎市で桑田佳祐さんの出身地です。小さいころからピアノを習っていたため音楽に触れることがとても好きで、中学では吹奏楽、高校ではダンスをしていました。最近の趣味は外国の映画を観ることと韓国ドラマ・アイドルを観ることです。映画の中では特にサスペンス・ミステリーが好きなので、ぜひおすすめの映画があったら教えて欲しいです。また、アジアに旅行に行くことも好きで、長期休みの度に様々な国に旅行をしていたのですが、コロナウイルスの影響で行くことができなくなってしまって悲しいです。旅行に行きたくてうずうずしています…。高校時代から経営やマーケティングに興味があり、大学生になってからはマーケティングサイエンスの分野に興味を持っていたので、これからの大野研究室での活動を楽しみにしています。今は就職活動も並行して行っており、就職活動のつらさ・大変さにぶち当たっているため、OBOGや先輩方のお話・アドバイスを是非伺いたいと思っています。最後になりますが、大野研究室の皆さま、OBOGの方々、これからもよろしくお願い致します。

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◇◆ 編集後記 ◇◆

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「e-OHNO MAIL NEWS第193号」はいかがでしたか。

e-OHNO MAIL NEWS で大野研OB・OGへ発信したい情報等ございましたらお寄せください。お待ちしております。

なお、バックナンバーは大野研究室のHP内でもご覧頂けます。

編集担当 摩嶋翼

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「e-OHNO」は、大野研のOB・OGへ毎月17日の配信を予定しています。

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