e-OHNO MAIL NEWS 第197号 2020/02/17

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  e-OHNO MAIL NEWS 第197号 2020/02/17

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こんにちは。今月号のe-OHNO MAIL NEWSの編集を担当させて頂くこととなりました、B4の鈴木滉大と申します。

今回のメールマガジンは、以下のコンテンツでお送りいたします。

■ 今月号のコンテンツ ■ (敬称略)

【1】 セレンディピティを学ぶ  大野高裕

【2】 リレーエッセイ第30号

  (シニアの部)  髙木三四郎

  (中堅の部)   荒井洋平

        (若手の部)   加藤大智

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セレンディピティを学ぶ  大野高裕

先月のメルマガに65歳誕生日を迎えて、前期高齢者の仲間入りしたとお伝えしました。そして「私は急速に老化する部類に入ってるよ」と書いたら、その通りになってしまいました。2月の第1週まで、卒論修論発表や授業の成績提出や外の仕事などなどがてんこ盛りだったものが、やっとひと段落したその翌日に右足首をグキっとやってしまいました。念のために整形外科に行ってX線写真を撮ってもらったら、剥離骨折とかで2週間右足首固定となってしまいました。でも松葉づえ無しですんだのは不幸中の幸いでした。写真は病院にて2000円で購入した傷害用シューズの右足と元気な左足のアンバランスな姿です。

皆さまの中には「あれ、前も骨折したことあったよね?」と思い出される向きもあろうかと思います。そうなんです。約20年前には左足首を骨折して入院手術し、約10年前にも今度は右足首を骨折し、その時は手術せずにすみましたが、ギブスをして1か月の松葉づえ生活+2か月のリハビリでした。そして今回、という情けなさです。前2回はお酒飲んだ夜のことでしたが、今回はしらふの昼間です。お酒抜きですから「何やってたんだ」とは叱られはしませんでしたが、逆に「足腰・骨が相当弱ってるね」とのレッテルが貼られました。多くの老人が転んで骨折するのを見聞きしてきましたが、自分も完璧にそのど真ん中です。アスリートでもないのに、3回も骨折した人がいるでしょうか?しかも同じ足首です。お医者さんの話では折れたところはまたやり易いというとでしたので、10年に1度のペースが続くと、今度は75歳頃ということになります。もういない可能性も大ですが、ボキっとやってしまえば、いよいよ車いす生活が待っています。それはとんでもなくハタ迷惑なので、絶対に避けるように目配り・気配り・心配りに徹したいと思います。

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さて、アスリートと言えば、ラグビー選手がその代表格です。今シーズンはケガしたラグビー部員の傷害保険の申請書類に何枚も何枚もサインしました。ケガしても手術をしてもすぐに治して復帰していく不死鳥ぶりに圧倒されました。そのラグビー部の2020年度シーズンが1月11日の大学選手権決勝を最後に終わり、2月7日に恒例の予餞会というのをやりました。予餞会とは卒業生を送る送別会のことで、今年も約30名の部員が卒部していきました。

この予餞会では4年生が全員一人ひとり挨拶をします。それぞれが4年間のいろいろな思いを語るのですが、何名かのレギュラーになれなかった部員が異口同音に語ったことで、とても印象に残った言葉がありましたので、それをここでご紹介したいと思います。語り口はいろいろでしたが、趣旨としては「早稲田ラグビーは必ず1度はチャンスを誰にでもくれる素晴らしい部だ。しかしその1度のチャンスを活かせるかどうかは自分次第。自分はその時に緊張や不安で失敗してしまい、持っている力を出し切れず上のチームに上がれなかった。後輩にはそんな思いをしてほしくない。チャンスを掴むには毎日、この瞬間しかないと思って真剣に練習をするしかない。日々の積み重ねがチャンス獲得をもたらすのだ」ということでした。

これを聞いていて胸に熱いものがこみ上げてきましたが、ふと浮かんだ言葉は「セレンディピティ」でした。セレンディピティは偶然出会った幸運のチャンスをつかむという言葉で、何年か前からよく耳にしますね。「幸運の女神」の髪をつかむと幸運になれるのだけど、髪は前にしかないので、すれ違った後の後頭部では髪がなくてつかめないという話です。「幸運と出会うのは全くの偶然で、その時にタイミングよくつかまえることが肝要」という意味で使われるのだと思います。でも、どうやったら偶然と出会い、どうやったらつかめるのか?ここが肝心かなめで一番知りたいところ、人生のリサーチ・クエスチョンとなります。「待てば海路の日和あり」とか「果報は寝て待て」という諺もありますが、何もしないでいて幸運が来るわけでもつかめるわけでもありません。

その解答をラグビー部の卒部者の話の中に見つけました。そうです。常に全力で練習すること、取り組むこと、努力することです。偶然のチャンスと言いますが、しっかりと頑張っているからこそ、「じゃあチャンスを与えよてみよう」と周りがお膳立てをしてくれます。自分で気づいていなくても、周りの誰かが必ず見ているのです。それは頑張っているときは「頑張っているなあ」と見てくれており、サボっていれば「サボっているなあ」としっかりと観察しているのです。そして、その巡ってきたチャンスをつかめるかどうかは、日々頑張ってきた積み重ねの結果、その期待に応えるだけの実力が発揮できるかということなのです。それができれば必ず評価されます。たとえその時は評価結果がついてこなくても、またチャンスが巡ってきます。

私は世の中に「偶然」はないと信じてます。すべてが必然で成り立っています。少なくとも社会という、人とのつながりの中で生きていく、仕事していく上では、偶然の出会いは普段からの自分の行動を見ている人たちが作用をしており、そして成功は自分の努力(周りから助けてもらえることも含めて)の賜物に過ぎません。もちろん、モノゴトの生起には確率変動がありますから、事象一つひとつの結果には当たり外れがあります。しかし、その事象も生起を繰り返せば、統計的には大数の法則・中心極限定理で期待値(平均値)に収束するのです(懐かしい専門用語ですね)。ビギナーズ・ラックというのがあります。不確定要素のある確率の伴うゲーム、たとえば麻雀などでも初心者が上級者に1度や2度勝つことはあります。しかし、ゲームを多く繰り返せば、大数の法則通りに必ず上級者がトータルでは勝ちます。そして上級者ほどたった1度の勝負でも勝利を収める確率は高いのです。

幸運との出会いも、幸運をつかめるかどうかも、日々の努力の結果が規定するのです。1度や2度の失敗を嘆いたり、人のせいにしてもいいですが、何度も続くようであれば、それは大数の法則からして自分の姿勢・努力に原因があることに気づき、自分を変えていくことが必要だと思います。

私の骨折も1度や2度なら、「アンラッキーだったね」と慰められて、許されそうなことですが、3度となると大数の法則が効いてきて、たまたまではなく、もう必然です。私は今、真剣に生活改善・人生変革を迫られているのだと自覚させられました。これからちゃんと実行できるかどうか、皆さんでウォッチしていてくださいね。よろしくお願いいたします。

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リレーエッセイシニアの部 髙木三四郎

こんにちは。2002年卒業/2004年修了の髙木三四郎です。

私は大野研究室修了後、2004年からあずさ監査法人に入所の後、2012年に三菱商事に転職し、早いもので9年目になります。今は、2年前の寄稿時と同じく事業投資総括部に在籍し、会社が行う事業投資案件(新規投資、投資先のモニタリングなど)を独立・客観的な立場から分析・案件審議をしております。世界中を飛び回る商社のイメージとは異なり、丸の内のオフィスに籠る部署ではありますが、特定の事業領域を担当せずに、多くの事業の案件に関与することから、日々新しい発見を感じて、勉強となっております。直近では、コロナ禍が業界によっては向かい風あるいは追い風として吹いている事を肌で感じることなどその一例になります。(分かり易い例では、同じ小売事業においてもコンビニは外食自粛により逆風が吹く一方、スーパーマーケットは外食が減り自炊が増え、追い風となるとか。)

今回、大野研究室のメルマガの寄稿にあたり、自分の今の業務を分かり易く説明したいと思い考えたところ、修士論文の要旨のようなものを作っていると思って頂けたらと思います。

私のチームでは、案件の内容/やりたい思い/これだけ儲かるという見通しを熱く語る営業部局に対して、案件Word3-4ページの限られたスペース(まさに修士論文の要旨のイメージ)で前提知識のない人に案件の説明/意義/リスクリターンの分析する文章を作っています。今はチーム員の作る文章をチェックする立場になったのですが、チーム員に対して、「何を言いたいのか分からない。」、「一文が長い。」、「主語と述語が繋がっていない。」とよく指摘しており、改めて日本語の難しさを痛感している今日この頃です(本寄稿は想いのままの率直な気持ちで書いていますので、文章の巧拙はご容赦ください。)。

今日、この寄稿を書きながら、ふと、卒業論文、修士論文の作成過程において、大野先生に赤ペンを入れて頂いたことを思い出しました。大野研在籍中の皆様におかれましては、卒業論文/修士論文を通じて、分かり易い文章を書くという事を意識し訓練して頂きますと、社会人になって必ず役に足すと思います。意外に上手な日本語・文章を書ける人は少ないと感じております。

さて、コロナが日本に広まって、1年になろうとしており、皆様の勤務状況は如何でしょうか?働き方・会社の状況も大きく変わり、ご苦労されていることかと存じます。

私は現在、週に2-3回出社しておりますが、まだ、打ち合わせ等は出社した方がやりやすく、忙しくなると出社比率が高まっております(完全に古いタイプの人間ですね。)。足元の業務は明らかに効率がいいのですが、長い目で見ると、それってIT化についていけないと思い、もっと意識して、積極的に在宅勤務で業務を回していかないといけないのかなと感じております。世の中の仕組みが大きく変わるゲームチェンジのタイミングと考え、時流に乗り遅れないように日々精進していかないとと思う今日この頃です。

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一家そろって旅行が好きなのですが、昨今の状況でなかなか行く事も出来ずに、コロナ禍にて、なかなか外出が無い中、いい写真が無いか探していたところ、年末に東京駅近辺を散歩していた時に子ども2人と会社の前で撮った写真となります。次回はもっと楽しい写真を載せられたらと思います。

さて、次は1学年下で、私の前職でもある有限責任あずさ監査法人にて、最前線でご活躍中に三添明敏さんにバトンを渡したいと思います。

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リレーエッセイ中堅の部 荒井洋平

皆さまこんにちは(はじめまして)。2009年学士卒の荒井洋平と申します。

私は卒業後、伊藤忠商事株式会社に入社し、現在東京本社で原料トレードの部署にて勤務しております。大野研究室を卒業して(伊藤忠に入社して)12年間、語る程ではないかもしれませんが、色々経験した事もありますので、今までのキャリアに関して簡単にご紹介できればと思っております。

まず一般的に、伊藤忠のキャリアパスは、配属された組織(背番号)から大きく変わらず、同じ畑でキャリアを積むというのが主流だったのですが(例えば、コーヒー課に配属されたらコーヒー一筋20年みたいなこと)ここ最近は、少しずつ変わってきて、手を挙げたり、熱意を持って動けば(結構若いうちは)違う部署に行く事等ができるようになってきております。そんな中、私はというと、恵まれていたのか、若いうちに様々な経験をさせて頂きました。

1. 情報⇒食料

入社して、最初に配属されたのが「宇宙・情報・マルチメディアカンパニー」という組織で、第一希望の部署に配属されたので嬉しかった事を覚えています。当時ホリエモン等が一世を風靡していて、大学時代ベンチャー企業で長期インターンもしていた事もあり、ベンチャー企業×大企業で何かしたいなと漠然と思っていて、ベンチャー投資等をやっている部署に配属となりました。ただ、やはり入社して仕事していくと感じることもあって、当時の私の感じたところが「情報産業って何か商社と合わないな」という、これも漠然ではありますが当時入社2-3年目の私はそう思い、伊藤忠の強い領域(繊維や食料)で活躍している同期が青く見えだした頃に、手を挙げて部署を異動できる機会があるという事を聞いて手を挙げたら、運が良かったのか「食料カンパニー」に異動する事ができました。

2. 名古屋時代

情報産業部隊から異動してきた部署が食品流通部というところで、異動面接の時に「ファミリーマート事業をやりたい」と話した事もあり(これも今思えば、かなり浅はかな論理・動機で面接したなと思いますが)それに関連する部署に異動する事が出来たのですが、さすが「外様」ではありますので、いきなり本丸は担当させて貰えず、名古屋のユニーグループを担当する事になりました。ミッションはファミリーマートと統合する予定のユニーグループ側(サークルKサンクスやアピタ・ピアゴというSM業態)の取引拡大と統合前のフォローでした。名古屋といえば、商売ではかなり排他的な文化が濃い地域と言われますが、そこで3年半、本当に濃い時間を過ごしました。ただ、取引先より更に「濃かった」のが、その当時の上司でした。その上司とは2年間一緒だったのですが、濃さで言ったら10年分ぐらいに匹敵する程、かなり厳しい上司で、このご時世でしたら完全にアウトだった事をほとんど毎日受けていました(詳細は書きませんが、当時不眠症になって精神的には相当キツかったです。3人の先輩/後輩は辞めてしまい、残ったのが私ともう一人の先輩だけで、漆黒の2年間でした)。ただ、これは結果論ですが、この厳しい2年間があったから今様々な業務にあたる際も自信もってやっていけるのだと思います。ただ、当時は1日でも早くこの呪縛から解放されたいという思いで必死でした。

3. ファミリーマート

精神的にかなり鍛えてもらった名古屋時代が終わり、海外研修(中国)を挟んで、次のミッションが東京本社で統合後のファミリーマート側の担当でした。ファミリーマート事業の中でも、私が担当していたのは「中食」という領域で、おにぎり、サンドウィッチ、お弁当、スウィーツ等が毎日ファミリーマートの専用工場で製造されているのですが、その工場への食材供給の適正化(商流整備、商品開発等)をメインに従事していました。毎週開催される商品開発会議に参加して、新商品開発の企画をバイヤーと打ち合わせして、正しいコンペを図りながら供給メーカーを決めていく事等をしていました。政治的な要因も絡んでくるので(1食材で数十億円規模の取引なので、メーカーも必死です)伊藤忠グループ全体で利益最大化図れる方法を整備していました。この時は企画していた新商品がファミリーマートの店頭に並ぶ感覚が私にとっては新鮮で、コンビニも今みたいに叩かれておらず、伸び伸びと商品開発していて食材メーカーと「次こういう商品つくりましょう」とか前向きな話も多くて、仕事が楽しかったです。

4. 海外トレードビジネス

ファミリーマート向けの中食商品開発の業務を3年していた頃、ちょうど10年目を超えたぐらいになり、また漠然と「このままでいいのかな」と感じるようになっていました。というのも、入社以来のコンプレックスが、海外ビジネスとの経験が浅い事と、川中~川下は今までやってきたけど、川上ビジネスの知識がない事でした。そんな事を当時の上司にぼやいておりましたら「中堅のスキルアップのために部門(畑)跨ぎの人材交流プログラムを始める事になり、それに選出されたよ」と聞かされて、念願の海外トレードビジネスを担当している部署に期間限定で異動させて貰える機会をもらい、今その部署におります。私のチームが担当しているのは、飲料原料(果汁、ピューレ等)で、世界のサプライヤーから果汁を輸入して、主に日本のメーカーに供給しております。私が担当しているのはマンゴー、バナナといったトロピカルフルーツ果汁とベリー果汁の輸入及び販売で、サプライヤーは南米、欧州、インド、フィリピン、中国、ニュージーランド等、本当に世界各国のサプライヤーから果汁を調達しております。ただ、果汁/ピューレは農作物を絞るだけで加工度合いが(他の加工品に比べたら)低いため、輸入原料としてのリスクが比較的高い商品を(品質のブレ等がある)、世界で一番と言っていいほど、品質規格に厳しい日本の食品/飲料メーカーに原料販売するため、クレームや海外サプライヤーとの調整が沢山あって(しかも外人なので、いい意味で適当な人も多いです)毎日四苦八苦している状況です。そこにCOVID-19が世界レベルで流行したことも加わり、久しぶりに追い詰められながら仕事しています。

長々と書いて大変恐縮ですが、私の今までのキャリアを振り返って、感じる事は「人生ゼロサム」という事です。「いい時もあれば、悪い時もある」ありきたりな言葉ですが、その言葉に尽きるなと思っています。今、新型コロナウィルス感染拡大から端を発して(?)、世界的にちょっと混沌としていて、皆踏ん張っているところだと思いますが、ここで踏ん張れば、必ず道が開かれると私は信じています。ただ、そこに必要な事は「胆力」だと思っています。無理矢理繋げるわけではないですが、大野研というのは、全国でもハイレベルでそういった「胆力」を、研究室活動を通じて、学び・磨かれている研究室だと思います。学生時代にそういった環境に身を置けた事は幸せな事だったなと改めて感じます。

ここまで、長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。次の中堅の部のバトンは、同期の内藤さんに渡したいと思います。

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今は出張に行けないインドにてアルフォンソマンゴー農園の様子

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リレーエッセイ若手の部 加藤大智

お世話になっております。

同期の田口さんからバトンを受け取りました2018年学部卒の加藤大智と申します。

まず、いつも楽しくメルマガ拝見しています。

先輩の皆様の充実した近況や同期の社会人らしい文章と仕事内容に驚きと刺激を受けるとても良い機会となっています。お忙しい中、毎月の発行ありがとうございます。

私からは簡単な自己紹介の後に、下記の3点をお伝えできればと思います。近況報告が主な内容ですが、学生の皆様に少しでも役立つ内容になれば幸いです。

1.現在の仕事内容の紹介

2.大野研究室で学んだ内容で特に活きていること

3.学生の皆さんへ

 私は、学部時代からマーケティングに興味があり、大野研究室でもデータを使ったマーケティング関係の研究をしていました。そのため、卒業後はマーケティングの職種別採用をしていたソニー株式会社に入社しました。入社後は2年間営業経験した後、現在はカスタマーマーケティングを行う部署に所属しています。

 部署内で、私はデータアナリストとして働いています。

主な役割は、データベースから必要なデータの抽出・分析を行い、関連部署ヘのマーケティング施策の提案や様々な意思決定をサポートしています。分析対象はSNS、webサイト、直営店、顧客IDデータなど多様なタッチポイントのデータがあり、単純な顧客データ分析だけでなく、ウェブ解析やソーシャル分析にも関わることができるため良い経験が積めていると感じています。

 上記の仕事を行っていく上で、大切なことは分析内容をきちんと関連部署に伝えて納得してもらうことです。バックグラウンドの違う様々な人たち全員に納得してもらうためには、分析をした背景、課題、目的は何なのか、結果はどうだったのか、どう活かせるのかを明確にして伝える必要があると強く感じています。

これは、大野先生から教えていただいた研究活動のフローとリンクします。

(「背景」→「課題」→「研究目的」→「研究内容」→「結果」→「考察・今後」)

分析内容を共有するときはもちろん、話を聞く、話を届けるときもこのフローを意識するとスムーズにコミュニケーションが取れる事が多く、大野先生が教えてくださった内容は社会に出て非常に大事な事だと今強く感じています。

今後も大野先生から学んだことを振り返りながら日々仕事に取り組んで行きたいと思います。

 学生の皆様、仕事内容や会社のこと就活など何か知りたい事があればお気軽にご連絡ください。まだまだ社会人としては若手ですが、若手の視点から何か協力できればと思っています。また、その際は今の研究のことなど色々教えてください。よろしくお願いします。

 最後に、この前見た「フォレスト・ガンプ/一期一会」の写真を載せておきます。何故いままで見なかっただろうというくらい良い映画でした。まだ見てない方は、暇なとき是非見てみてください。

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次は東京にあるタワーを表現した一発ギャグに定評のある同期の市田さんにバトンタッチします。市田さんよろしくお願いします。

◇◆ 編集後記 ◇◆

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「e-OHNO MAIL NEWS第197号」はいかがでしたか。

e-OHNO MAIL NEWS で大野研OB・OGへ発信したい情報等ございましたらお寄せください。お待ちしております。

なお、バックナンバーは大野研究室のHP内でもご覧頂けます。

編集担当 鈴木滉大

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「e-OHNO」は、大野研のOB・OGへ毎月17日の配信を予定しています。

[大野先生への連絡先]

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