e-OHNO MAIL NEWS 第178号

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  e-OHNO MAIL NEWS 第178号 2019/7/19

      https://www.ohno.mgmt.waseda.ac.jp/wordpress/

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こんにちは。今月号のe-OHNO MAIL NEWSの編集を担当させて頂くこととなりました、学部4年の摩嶋翼と申します。

今回のメールマガジンは、以下のコンテンツでお送りいたします。

■ 今月号のコンテンツ ■ (敬称略)

【1】すべてが一体  大野高裕

【2】ビジネス最前線  菅谷俊輝

【3】リレーエッセイ第13号

(シニアの部) 栗谷修輔

(中堅の部)   斉藤大悟

(若手の部)   矢野智宏

【4】OB/OG最新著書ご紹介

葦原一正著 「稼ぐがすべて」 あさ出版 (2018.9)

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【1】すべてが一体  大野高裕

 NHKのEテレの番組に「心の時代~宗教・人生~」というものがあります。家内・みな子さんが面白そうなお話の時にはビデオ録画しておいてくれるので、たまに見ています。先日、東京工業大学の名誉教授で92歳になるロボット工学の重鎮、森正弘先生のインタビューがあったのですが、ここにいくつかの気づきを頂きましたので、ご紹介させていただきます。

森先生は今ではおなじみとなった高専のロボコン(ロボットコンテスト)を立ち上げた方ですが、早い時期から教室での理論勉強だけではだめで、直感を大切にして世の中にないものを作り出させる課題を与える教育、今でいえばPBL(プロジェクト・ベースト・ラーニング)を実践されていました。まさにイノベーションを起こせる人材育成の草分け的存在といえると思います。

彼は仏教に40歳くらいから興味を持ち始めたようですが、極めて造詣が深く、ロボット工学と仏教とが融合したお話を盛り込んだ書籍を数多く出版しています(まだ読んでいないので、この夏にしっかりと読んでみます)。仏教世界はお釈迦様が発見した真理世界なので、ロボット工学もその一部だそうです。森先生のロボット工学と仏教とが融合した世界はとてもスケールが大きそうなので、その一例しか私にはまだ分かりませんし、ここでは書けませんので、印象に残ったことに触れたいと思います。

世の中には熱いとか冷たいとか、陽と陰とか、苦しいと楽しいとか、善と悪とか対立した概念が存在しますが、それは実は一体のようです。例えば、カッターナイフの刃はそのまま持つと、切りたいものだけでなく手まで切れてしまいます。そこで手が切れない柄をつけて刃と一体化することで初めて目的物を切ることできるカッターナイフが完成します。あるいは、「はんだごて」でも、やけどするほど熱い先端部分と熱を通さない木の柄がセットになっているから安心して使えるようなはんだごてとなる。つまり、両極のどちらかだけが正しいとか役立つということでなく、様々なものが支えあって一つの機能ができあがる。まさに多様な世界であり、それらを構成するモノたちは、どれが偉くてどれが偉くないということはなく、すべて「平等」であるということになります。森の中には大きな木もあれば小さな木もあり、またその下には草も生えています。雨はどの植物にも降り注ぎますが、大きな木は激しい雨を受け止めて下草を守ります。下草は地中の水分を保ってくれて大きな木に供給し、また枯れた草の栄養は大きな木の命を育みます。どれにも必ずそれぞれの役割があり、森全体のシステムを支えてくれているのです。まさに今でいう「エコシステム」ですね。仏教的な大きな世界観に通じるのだと思います。

この背景には森先生がお得意の「自律分散処理システム」の考え方が生きているようです。動物は脳がほとんどすべて命令・制御を支配しているわけですが、たとえば鳥や魚の群れのように、誰が命令しているのか分からないけれど、一つのシステムとして一糸乱れずに動いているものがあります。あるいは森のように、どの植物が支配しているということもなく全体のバランスが保たれている。私たちの社会もグローバル化や複雑化が進み、情報量も爆発的に増えている中で、誰かに頭脳部分が集中してすべての命令を下すことで、システム全体がうまく機能するなんてことはあり得ないでしょう。仏教では人には必ず仏となれる「仏性」が備わっているといいます。必ず生きている意味・存在意義・役割があると言われます。そこに仏教的な「平等」もあるのだと思います。

「苦しい」と「楽しい」も一体のようです。何かを成し遂げたとしてもその過程で「苦しい」ことがあったからこそ「楽しい」と感じることができる。「楽しい」ことを知っているから「苦しい」ことも乗り越えられる。そして今、この一瞬を大切にして楽しみも苦しみも受け止めることができるのではないかと感じます。

「善」と「悪」については、森先生は「メス」と「ドス」で語っておられました。刃物、これを手術に使えば人助けとなり「善」であって「メス」となるが、これを人殺しに使えば「悪」となって「ドス」となる。刃物そのものは客観的な事実としての「無記」というものではあるけれど、これを善と悪に分岐させるのは人の「心」と「腕」である、というのが森先生の主張でした。使う人がどんな心、意図で扱うのかということで、善悪が分かれてしまうというのは、どこかで聞いたことがあるように思います。しかし、「腕」というのは初めて耳しました。「メス」として人を救おうと刃物を使ったとしても「腕」がなければ、人の命を奪ってしまい「悪」となるということです。人を傷つけてしまったときに、「心」に起因すれば「故意」であり、「腕」に起因すれば「過失」という位置づけになるのでしょう。

善と悪との分かれ道が『「心」だけでなく「腕」にもある』というのは極めて工学的な発想だと思います。役立つモノを作り上げない限り、志・気持ちだけでは実現できない、という発想であり、精神論だけに頼らない科学者の知恵を見た思いです。ともすると、精神論が唯物論かの二元論になってしまって、そこに対立があるのですが、森先生はそこを融合している。その融合を可能にしているのが仏教思想だと感じました。

東京は7月がお盆なので13日から16日まで、写真にある灯篭を部屋に飾って、魂をお迎えしました。この灯篭は6年前、娘・慎子の新盆の時に手に入れたもので、これを見ると「帰ってきたね~。おかえり~」と、ほっこりとした暖かい気持ちになります。菩提寺の方丈さん(ご住職)にお盆の意味のお話を伺いました。あちらの餓鬼界では常に飢えているので、お盆にはこちらに迎えていっぱい食べさせてあげるのが供養だそうです。そして16日の帰りには、きゅうりと茄子で作った馬と牛にごちそうを乗せて、あちらの身寄りがなくてお盆でも家に帰れなかった魂たちにお土産を持ち帰って分けるのだそうです。「だから、お盆には好きなものをいっぱいお供えしてください」と教わりました。私もあちらに行くとこちらには身寄りがないので、「きっと分けてもらうんだな」とふっとそんな感想を持ちました。

森先生のお話では、この欲の話も出てきました。「普通、食欲などは食べれば満たされて欲求が小さくなるものだが、金銭欲や名誉欲は得れば得るほど、その欲望が強くなる。これが今の世の中でこれを何とかしなければならない。それには仏教のなのです。自律です」と言っておられました。確かに金銭欲や名誉欲などは人間特有で、止まるところを知りません。「足るを知る」ことの大切さを改めて森先生から教えられました。

92歳になっても「若い人たちの負担にはなりたくない。役に立ちたい」という森先生。「やっぱり本物の大学の先生は違うものだ」と、ニセモノを30年以上も続けて社会にご迷惑を巻き散らかしている私は、今更のように申し訳なく縮こまっています。でも、私にも必ず何か世の中に役立つ役割があるはずなので、あきらめずに顔を上げて歩いていきます。

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【2】ビジネス最前線  菅谷俊輝

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<ご紹介>

今月号の「ビジネス最前線」には、この4月から国の制度が大きく変更となり、社会の注目を集めている「技能実習生制度」の最前線で送り出し国と日本企業との大切な橋渡しをしている菅谷俊輝さんに執筆していただきました。菅谷さんは2008年の経営システム工学科入学で大野研配属となりましたが、当時は起業に専念して卒論は書かなかったので、その年代の人たちとはあまり交流がなかったかもしれません。しかし、ご縁があっての大野研の「仲間」ということですから、これからは是非ともOB/OGの皆様に仲良くご厚誼を賜りたく、私からお願いいたします。では菅谷さん、よろしくお願いいたします。(大野)

はじめまして。菅谷俊輝です。

現在私は、TOWARDS21という機関でミャンマー技能実習生を日本の企業様と繋ぐ仕事をしております。実際ミャンマーにも行き、現地の状況と実際どういう教育を受けているのか、ミャンマー人はどういう人柄なのかなども定期的に現地でチェックしています。

ミャンマーは昔であればビルマの竪琴という映画が有名ですね。基本的に気温はものすごく高く、実際に1月に行きましたが、そんな時期でも半袖半ズボンで生活できます。むしろしないと暑苦しいくらいです笑人柄はとても素晴らしく、擦れてないという言い方が正しいのかわかりませんが驚くほど性格がいい人ばかりで、私も含めて見習わなくてはと思わされます。

そもそも技能実習制度について簡単に説明します。
技能実習制度というのは、1993年に日本で導入され、当時は外国人研修制度と言われておりました。
研修制度でありますので、日本の労働力不足の補填ではありません。東南アジアの発展途上国の若者たちが、日本やその他の先進国にある技術を学んで自国にその技術を持ち帰り、自国発展のためにやってきます。
同様に私どもとしても、その技術を生かし自国で起業や店舗出展することで現地での雇用も増え、経済発展していくことを心から望んでいます。

そんな素晴らしい制度の一方で奴隷制度なんて言われている現実から目を背けるわけにはいきません。
送り出し機関に関して言えば、実習生たちから100万~150万の授業代や逃げた際の保証金という名目で搾取されたりしています。

受け入れる企業に関して言えば、時給を不正当な金額(時給300)で払ったり、暴力を振るったり、社内いじめも少なくないようです。

日本の監理組合に関して言えば、高額な毎月の監理費を徴収して受け入れ企業様を苦しめていることもあります。( 例 監理費:月5万~6万/一人当たり)

また実習生自身も当然まじめな子のほうが多いですが、中には最初から働く気があまりないのに来てしまって逃亡疾走したり、ほかの会社に潜り込んだりしているケースがあります。

上記の様なだれでも解決できそうな問題が、表沙汰になってない件も含めてまだまだ沢山あり、実習生や企業様の頭を悩ませてしまっているように思えます。

ですので、今回私が携わっている事業に関しては
・実習生、受け入れ企業様になるべく低価で実習制度を取り入れてもらう。(普通の組合の2/3くらいの金額)
・企業様に満足して頂くために、疾走逃亡対策や現地で日本語以外のスキルトレーニングもする。
・ミャンマー政府と提携し、優秀な人材の輩出をする。
・日本の企業様に対して、古いやり方ばかりでなく新しいやり方も共有していく。

そして個人の将来設計に関しては、現地でスキルトレーニングセンターを作って、先生をやってもらったり、現地で工場を作りたいというお客様と一緒に仕事をしてもらう等の動きが既にスタートしています。

動画URLも記載させて頂きますので、是非見てみて下さい。

▼TOWARDS21ホームページ
https://kanto.sbs-otagaisama.com/

▼FACEBOOKページ (SBS SLILL TRAINING CENTRE)
https://www.facebook.com/pg/sbsskilltrainingcenter/about/?ref=page_internal

▼技能実習計画の審査基準・技能実習実施計画書モデル例
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/global_cooperation/002.html

▼弊社TOWARDS21紹介動画

▼ミャンマー政府運営職業訓練学校紹介動画(SMVTI)
→TOWARDSと単独契約をしております。

▼現地の自動車整備工場



▼内装スキルトレーニングセンター

▼渋谷TV出演動画

是非、この現実に関心を持っていただけると幸いです。 

何かございましたら、菅谷(shunki.sugaya@gmail.com) までご連絡ください。
今後ともよろしくお願い致します。

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【3】リレーエッセイ第13号

(シニアの部) 栗谷修輔

(中堅の部)  斉藤大悟

(若手の部)   矢野智宏

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(シニアの部) 栗谷修輔

1993年学部卒の栗谷修輔(くりたに しゅうすけ)です。

現在、キャピタスコンサルティング(http://www.capitas.jp/)で金融機関のリスクマネジメントのコンサルタントをしています。卒業後、一貫して金融の仕事をしてきましたが、皆様ご存知のとおり金融業界は激動の時代でした。その荒波に巻き込まれた「なかなかキツかった金融マン」の立場から、私が体験した金融業界を少しご紹介できればと思います。

■大野研究室時代

大野研で金融工学を学ぶ。大野研のエース(自称)として修士に進むか悩んだが、当時人気のあった日本長期信用銀行(長銀、現新生銀行)から熱いラブコール(勘違い)を受けて就職。

■長銀時代

希少な理系として、新人でデリバティブ・ディーラーに抜擢。しかしすぐに才能がないことがばれ、リスク管理部門へ(これが生涯の専門となる)。英語力を買われ(嘘)、グローバルリスク管理を担当。1998年、長銀が破綻。まさか銀行がつぶれるとは。1回目の危機。

■興銀時代

1999年、日本興業銀行から救いの手が。これで人生安泰だと安心したのもつかの間、2000年に3行合併が発表(興銀+富士銀+第一勧銀 = みずほ)。足して3で割る人事の中で、中途採用の私は居場所がなくなり、またもや人生設計が狂う。2回目の危機。

■システム会社時代

2000年、ヘッドハンティング(本当か?)で銀行のリスク管理システムの開発会社(データ・フォアビジョン)の企画部長に。しかし3メガの誕生など大手行の再編でシステム会社も競争が激化。金融業界が激動する中、クライアントをロストした責任から戦力外通告。3回目の危機。

■コンサル時代

2011年、またまたヘッドハンティング(?)で現在のキャピタスコンサルティングに。FinTech、ブロックチェーン、AIなど、金融機関のリスク環境の急激な変化についていけない日々。4回目の危機は時間の問題?

もともと、「安定」を求めて銀行へ就職しましたが、結果的には「安定」とはほど遠い四半世紀となりました。仕事内容は一貫して「リスクマネジメント」ですが、自身のキャリアでもリスクを積極的に取ることによって、普通では得難い経験もすることができました(カッコつけるな。安定志向のくせに)。

思えば、リスクという言葉を最初に知ったのは、大野研で勉強したポートフォリオ理論だったかなあ・・・。最近では、サッカー選手も「リスクマネジメントしながら攻撃参加」なんて言っていますね。隔世の感があります。

プライベートでは、ずっと高校野球部のOBチームでプレーしています(1番ライト。イチロー!)。2015年には、高校時代に叶わなかった夢の甲子園出場を果たしました!(マスターズ甲子園大会)。今年で50歳になりましたが、野球は「一生現役」。これが今の私のテーマです。

さて、次回は1学年先輩の小黒直樹さんにバトンリレーしたいと思います。

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(中堅の部)  斉藤大悟

2006年修士課程修了の斉藤大悟です。

皆様ご無沙汰しております。

私は大学院を修了後、日立製作所に入社し、システムエンジニアとして勤続14年目になります。

入社以来、地方税やマイナンバー関連等の官公庁向け業務システム構築に携わっております。

現在は単身赴任で広島におります。

物件探しとリノベーションで3年をかけたマイホームに引っ越し、その3カ月後には広島行きが決定し、まさに“大迷惑”な展開でしたが、担当は地方公共団体の大規模な開発案件であり、とてもやりがいを感じております。

システムエンジニアといっても、その業務は多岐に渡ります。私の業務は主に二つで、プロジェクト管理業務とアプリケーションの要件定義・設計業務です。

業務の中で、お客様の問題とは何か、本当にやらねばならないことは何かを整理する必要があります。お客様自身も要件を整理できていない場合があり、言われた通りに作っても作業量が膨らむだけで、お客様の満足度も得られないといったことになります。

このような場面で、大野研の問題解決ゼミで学んだことが役立っており、「問題とは誰かが困っていること」という学んだことを念頭にお客様と会話をするようにしています。

有志によるゲーム理論ゼミ(のはずでしたが、途中から先輩の恋バナを拝聴する会になり、ラブゲームゼミと呼ばれていました)も役立っており、単身赴任ですが毎週東京に帰り、週末婚状態ですが楽しい家庭を維持できております。

写真は、1枚目が週末婚の我が家です。荻窪にある建築事務所に設計してもらいました。

2枚目は、実は1枚目に写っている出窓の前のベンチはDIYで私が作りました、という製作過程の写真です。DIYにはまり、椅子やテレビボード等を作りました。

次は、同期の高島大輔君にお願いしています。

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(若手の部)   矢野智宏

僭越ながら、大野研OBメルマガバトンリレーの今月走者をさせていただきます、2018年修士卒の矢野智宏と申します。

大野研には代々優秀なメンバーが多く、私は頭のキレる方ではなかったため、皆様に付いていくのがやっとという感じでしたが、温厚で朗らかなお人柄の大野先生が迎えて下さり、和やかな雰囲気のもと研究室ライフを過ごさせて頂いたのを鮮明に覚えています。皆様には感謝の念で絶えません。

現在の仕事は、公認会計士として監査法人に入所し、一般事業会社の監査を担当しております。入所から2年が経つところですが、監査という仕事の魅力は、1つの業界・1つの会社を担当するのではなく、多種多様な業界の会社経営者と対等に会話をし、またそのような会社の内部システムを学べることにあると思います。日々働いている中で、学ぶことは絶えずあるため、非常にモチベーション高い状態で仕事が出来ていると思います。

大野研にて日々何気なく(と申し上げては失礼ですが)発表資料を作りながら、ロジカルに自らの研究を組み立てていくというのは、仕事の要所要所で役に立つ場面があり、「学生時代もっと〜しとけば良かった!」と反省する面もありつつ、大野研で学んだことに非常に参考にさせていただいております。

今後も働く中で、学びにいく姿勢を忘れず、1日1日を大切に、躍進していきたいと思います。写真は、繁忙期(4,5月)が落ち着き、ある監査チームにて打ち上げをした際の写真です。

次のバトンリレーの走者は、同監査法人で働く山崎くんです。お楽しみに〜。

2018年卒業 矢野智宏

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【4】OB/OG最新著書ご紹介

   葦原一正著 「稼ぐがすべて」 あさ出版 (2018.9)

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<OB/OG最新著書ご紹介>

今月は葦原一正さんの昨年9月に刊行されました「稼ぐがすべて」という本を紹介いたします。葦原さんは今、日本のプロスポーツの話題を一身にさらっているプロバスケットボール・Bリーグの常務理事・事務局長として企画・運営すべてを回している責任者です。本のタイトルはちょっと、ドキッとしますが、これは葦原さんが何度もダメ出ししたのに、編集者が「売るにはこれ!」と言って聞き入れなくて決まったそうですので、彼の名誉のために弁解しておきます。この本もイノベーションを起こすのに大きなヒントを授けてくれます。是非、本屋さんで手に取ってご購入(または立ち読み)してくださいませ。(大野)

2003年卒業の葦原一正(あしはらかずまさ)です。現在、男子プロバスケのB.LEA

GUEで働いております。この度B.LEAGUE立ち上げの歴史やB.LEAGUEの戦略を記載した書籍を出版させていただきました。

卒論、修論で大野先生に指導いただいたことを思い出し頑張って執筆させて頂きました。

ちょっとエキセントリックなタイトルの書籍ですがスポーツビジネスにご興味ある方はご一読頂ければ幸いです!

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◇◆ 編集後記 ◇◆

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「e-OHNO MAIL NEWS第178号」はいかがでしたか。

e-OHNO MAIL NEWS で大野研OB・OGへ発信したい情報等ございましたらお寄せください。お待ちしております。

なお、バックナンバーは大野研究室のHP内でもご覧頂けます。

編集担当 摩嶋翼

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「e-OHNO」は、大野研のOB・OGへ毎月17日に配信しています。

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