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e-OHNO MAIL NEWS 第 243 号 2024/12/30
http://www.ohno.mgmt.waseda.ac.jp/
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こんにちは。今月号の e-OHNO MAIL NEWS の編集を担当致しました、M2 の王展鵬と申 します。
今回のメールマガジンは、以下のコンテンツでお送りいたします。
- 今月号のコンテンツ ■ (敬称略)
【1】2024 年イベント集 大野高裕
【2】リレーエッセイ第 72 号
(シニアの部) 原田 亮
(若手の部) 小河原 康太
【3】大野メンバー紹介
(M1)山口 鐘畿
(B3)平塚 啓悟
(B3)水谷 仁
(B3)山田 皐月
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【2024 年イベント集 大野高裕】
2024 年もあっという間の駆け足で目の前を過ぎ去っていってしまいました。この 1 年間、何があったのかも思い出せないうちに 2025 年を迎えようとしています。
何があったか「う~ん」と唸りながらイベントをひねり出すと、2 月の4年ぶりOB/OG 会、これは参加者 100 名規模の大宴会になりました。6月には 2 年ぶりのゴルフ大会、新宿駅と塩山カントリーの往復バスツアーだったので、朝から宴会モードの参加者が 3 分の 1 を占める、そして帰りのバスも大宴会、さらに新宿に戻ってからは中華で〆の宴会という、いったい何しに行ったのかわからないゴルフコンペでした。8 月にはこれも 2 年ぶりの大野研関係麻雀大会が開催されました。この麻雀大会では闘牌中はアルコール摂取なしというこれまでにはありえない大会となりました。でもそれは会場として利用させていただいた雀荘さんがアルコールを置いていなかっただけの話で、参加者は「ちょっと残念」な気分だったでしょう(でも、試合後の懇親会では飲み放題でたらふく飲みました)。大野研の合宿は 8 月初めに鴨川セミナーハウス、そして 10 月と 12 月に伊豆川奈セミナーハウスで行いました。1 年に 3 回も合宿をやったのは研究室始まって 27 年目にして初めてのことでした。私よりも学生の皆さんが盛り上がって、「またやりた~い」ということになって、12 月は 15・16 日で行いました。こうやって思い出してみると、結構、皆さんと遊んでいただくイベントに恵まれていたんだなあと、つくづく感謝です。どうもありがとうございます。そういえば、こうしたイベントはこのメルマガに私が書いてきましたから、詳細は既に皆さんご存知でしたよね。(もしよろしければバックナンバー見てください)
さて、最近の研究室合宿は、交通手段は貸切なバスを使っています。それは昔のように自家用車やレンタカーなどで学生の皆さんに運転してもらって、もしも事故を起こしてしまったときの取り返しのつかなさを考えたからです。特に帰りは前の晩に飲み過ぎがちなので、二日酔いで運転してはとんでもないことになってしまいます。そして貸切バス代は研究室の予算から何とか捻出することにして、学生の交通費負担はゼロにしました。ですから学生の個人負担は宿泊・食事・コンパ代合わせた 6000 円ちょっとで収まります。そうなれば学生の皆さんにとっても、まあ普通の飲み会 3000 円×2 回分で「旅行気分を味わえるからいいかも」ということなのかもしれません。もちろんゼミ発表もやってもらいますから、100%旅行気分というわけにはいきませんが、各自が 30分の発表持ち時間だけ我慢すれば温泉旅行。決して悪くはありません。
今回 12 月 15・16 日のゼミは卒論・修論の研究作業の最盛期に行いましたからゼミもマジでした。理工キャンパスのゼミ室をそのまま川奈のセミナー室に移しただけ、そして合宿不参加者はZoom で発表を行うというシビアな雰囲気の中で行われました。スケジュールとしては到着すぐに前半のゼミを行い、その後は夕食までゲームタイム、夕飯は地元の魚盛りだくさんの舟盛を楽しんだ後に、コンパをやって初日終了。2 日目はお昼まで後半のゼミをやって、昼食を取ってバスで帰京という内容でした。下の写真は初日のゼミが始まる前のスナップなので、みんなまだ明るい顔をしています。とてもいいお天気でしたので、写真左上に富士山が写っているのが見えるでしょうか。こんな上天気なら、外でスポーツやハイキング(私ならゴルフ)を楽しみたいところですが、卒論・修論の追い込みですからダメです。ゼミです。

とはいうものの、前半のゼミが終わってからのゲームタイムは今回、3 年生が企画運営の担当で、合宿に参加できなかったメンバーも含めて知恵を出し合ってくれました。最初のゲームでは、下の写真にあるように、4 つのグループに分かれてケーキ作りを競いました。チームに 2 枚のパンケーキとホワイトクリーム、フルールの缶詰、そして様々な種類のよくわからんトッピングが用意されました。まともなトッピングではないのですが、じゃんけんで勝った順に選んでいきます。そしてセミナー室のテーブルに新聞紙を敷き詰めて汚さないように準備をしたら,よ~いドンで作業開 始です。もちろんゲームですから投票で優勝が決まります。各チーム、バカ受けしそうなケーキ作りをしてくれたのですが、私が一番おススメだったのが、この写真の手前にあるケーキです。写真が小さくてわかりにくいのですが、このケーキ、2 枚のパンケーキの間をポッキーのような棒なん本かで支柱にしてつなげ、まるでギリシャのパルテノン神殿のように仕上げたのです。パンケーキが床と天井みたいな構造です。これには驚かされました。さらにトッピングとしてゲットした板チョコをぽきぽき折って「小屋」を作ってパルテノン神殿の屋根の乗せたのです。これはスゴイ!平面の板チョコを立体の小屋にするというのは、なんと柔軟な発想なのでしょうか。

優勝を決める投票は自分のチーム以外の中で一番と思うものに手を挙げるという形式でした。なので誰がどこに投票したからわかってしまいます。誰かが「今、卒論・修論大事だよね」といった 一言で、私が入っていたチームが圧倒的な得票数で優勝してしまいました。まあ、忖度の極み、世間でありがちな出来レースでした。でも、アイディアからすると、写真のチームは秀逸でした。素晴らしい!心からの拍手を送りたいと思います(パチパチ)。
こうして無事に 3 度目の合宿も終了し、その後、クリスマス前に開催した恒例の卒論・修論のまとめ発表を行う「年末全体ゼミ」も終了して大野研関係の 2024 年も幕を閉じようとしています。もちろん、誰一人として卒論・修論が完了しているわけではないので、区切りがついて年が改まるというわけではありません。まだon going、必死に作業中でこれも毎年恒例のこと、OB/OG が過ごされた頃となんら変わりはありません。
2024 年でもう一つ付け加えるべき重要なイベントとして、あと 1 年後に迎える私の定年退職に伴う後任の方が決まったことを書いておきたいと思います。ご承知の通り、私は 2025 年度限り、2026 年 3 月末日をもって定年退職するわけですが、通常ですと、私の退職時に入れ替わりで新たな先生が学科に着任されます。ところが、例外的に人事の「先取り制度」というのがあって、退職 1 年前に後任者の着任を認めるのです。これまで私たちの学科ではそういう前例がなかったのですが、なぜかこの制度の適用が大学当局から認められたのです。「大野はもう役立たずだから、早いとこ後任を入れて活躍してもらわないと立ち行かないだろう」との大学当局の暖かなご配慮によるものだと思います。
この人事が 11 月の末に大学内の手続きも含めて終了したのでOB/OG の皆さまにもお伝えすることができるようになりました。後任人事については工業経営学科のころから現在の経営システム工学科に至るまで一貫して、退職対象者は人事に一切かかわらない、発言しない、選考状況を知らされないというルールが適用されてきました。したがって、まず私の後任者をどんな学問分野で募集するのかも知りませんでした。
そもそも、後任人事は今後の経営システム工学をどういう分野で発展させていくべきかという将来像を描きながら進めなければならないのです。というのも企業であれば売上が伸びたり、新規事業を立ち上げるといったことで、社員数を増加させることは日常的に生じます。逆に事業縮小などで採用人数を絞ることもあります。ところが、大学というのは学生定員が文科省への認可事項として決まっているので、勝手に学生数を増減させることはできません。つまり授業料を改訂しない限り売上高は一定なのです。したがって、コストの主要部分を占める教員の定員数も一定なのです。新しい学部や学科を作るときには、多くの場合、他の学部や学科の学生数を減少させてそこから生み出した数を新たな学部等の学生定員に充てます。そしてそれに連動して教員数も教員自身も動きます。このように、一定の教員数(経営システム工学科は 14 名)のなかで、一人辞めれば一人補充することになります。さらに、補充された人が定年 70 歳までは勤務するだろうという仮定して、この先 20 年くらいは発展するだろう、賞味期限がもつだろうと思われる学問領域、そしてそれが将来的な経営システム工学科の組織の中にしっかりと位置付けられ学問領域を選ばないと成り立たないのです。そう考えると学問領域選びも難しいですよね。このように決して退職する先生の学問領域をそのまま引き継ぐような人事募集はしないのです。
ですから、ある意味、私の後任はどんな学問分野の募集になるのか関心がありました。学科の 将来像のメッセージが込められているからです。そして自分がやってきた学問分野の賞味期限が切れているのかもわかります。これについての私の感想はここでは差し控えますが、学科の募集要項を見ていただければ、なんとなくわかるかと思います。
さて、今回の人事も「公募」なのですが、よく「最初から本命が本当はきまってるんじゃないの?」などと邪推されることがあります。私たちの学科はこれまで本当に公明正大に人事を行ってきました。ですから今回もちゃんと真っ正直な公募で選考が進められたはずです。何しろ、応募してきた人数も個人名もなにも知らされてこなかったので想像に留まりますが間違いないでしょう。そして最終的に後任としては管理会計や企業・投資評価などの分野を専門とするH 先生に決定されました。まったく私と違う分野でもなさそうですから、来年 1 年間は私がこれまでやってきたことをお伝えしながら、H 先生がこの経営システム工学科での自分の立ち位置を確立できるようにお手伝いできたらいいなと思っています。
さて、すでにご案内のメールを差し上げておりますが、2 月 9 日(日)13 時から昨年に引き続きOB/OG 会を開催いたします。このイベントでは私の後任となられるそのH 先生にもお声がけしてみて、皆さんにご紹介できたらいいなと考えています。お忙しいとは思いますが、是非ともご参加いただけましたらありがたいです。同期の仲間とのよき時間としてご活用ください。お待ちしています。
今年も一年間、様々な場面で皆さまのお世話になりました。本当にどうもありがとうございました。来年が皆さまにとりまして、ますます良き年になりますよう、心からお祈りしております。
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【リレーエッセイ シニアの部 原田 亮】
1991 年に尾関研究室修士課程を修了しました原田亮と申します。修了後 30 年以上が経ちましたが、在学中に大野先生をはじめ諸先輩方の温かいご指導とご支援をいただきましたこと、あらためて心より感謝申し上げます。
この度、川島先輩よりリレーエッセイ投稿のお誘いをちょうだいしました。大変貴重な機会をいただきまして、ありがとうございます。
私は尾関研に在籍していた当時、公認会計士の 2 次試験準備を同時に進めていたため、大学院における研究においてお世辞にも「ちゃんとした」学生とは言えませんでした(ちゃんと自覚はありました)。修論作成にあたり定期的に先輩方にお願いする進捗確認のたびに、得も言われ ぬプレッシャーを感じていたのを今でも生々しく記憶しています。ほとんど捗っていないことの言い訳を準備しつつ、それでも何とか少しばかり研究を進めた体を取り繕い先輩方の確認をお願いすると、ほぼ毎回「で、オリジナリティーはどこにあるの?」と山後先輩から突き放され、「それが一番難しいんです!」と心の中で叫びながら打ちひしがれた思い出があります。思い出としては苦いものではあるのですが、それまでは答えのある問題の正解探ししかしてこなかった私にとって、自分で問題を見つけて正解のない解答を見出そうとする経験は、研究室在籍中に得られたかけがえのない経験となっています。
修了後は監査法人に入社し 3 年余り会計監査に従事した後、個人事務所や事業法人経理部門での経験を経て、27 年超を外資系金融機関数社で勤務してきました。現在はナットウエスト・マーケッツ・セキュリティーズ・ジャパン・リミテッドで、コンプライアンスに従事しています。1997 年から金融・証券業界で仕事をしてきて、そろそろ還暦を意識する時期にきてふと振り返ると、世の中も業界も随分変わったなぁと感じます。
今年の流行語大賞に「ふてほど」が選ばれました。「不適切にもほどがある」というテレビドラマのタイトルを略したものです。私もコンプライアンスに従事する者として楽しく拝見したドラマですが、ドラマなので現実離れした部分は多分にあるとして、結構納得感を持って見ていました。(ド
ラマをご覧になっていない方には伝わり難いですが)頑張れと部下を励ますとパワハラを認定されかねないとか、言葉選びを間違うと炎上するとか、一度でも不徳を犯すと世間から許してもらえない等々、コンプライアンスを考えるうえで日々頭を悩ますテーマが扱われていました。個々のテーマについてどうあるべきかはケース・バイ・ケースであるのは当然ですが、漠然と感じた のは、世の中が窮屈になったなぁということです。悪くなったという意味ではなく、昔より物事を見るときの視点・角度が複雑化していることを意識しないといけないという意味で「窮屈」なのです。コンプライアンスを法令順守と訳す時代がありましたが、今は無理に訳すより「コンプライアンス」の方が伝わりやすくなっています。この場合はおそらく適切であること、という意味で、法令順守なら白黒分かりやすいのですが、適切か不適切かの判断はどうにも難しく、コンプライアンスとしては窮屈なのです。
私が金融業界に入って 2 年ほどした 1999 年、勤めていた会社で金融庁(当時は金融監督庁)の立ち入り検査を受けました。これもまたテレビドラマですが、「半沢直樹」というドラマをご覧になった方はお分かりなると思いますが、あの金融庁検査です。ドラマの中では検査官がとても意地悪に描かれていますが、誇張されてはいるものの、感じは出てました(金融庁の関係者の方、申し訳ございません。個人の感想です)。25 年前の当時は、事前通告なしで突然来社して検査を始め、検査中は大量の資料をなかなか厳しい納期で要求され、面談では厳しく質問されました。当時財務・経理を担当していた私も財務諸表の内容説明で検査官の方に呼ばれ、説明の 途中で激しく机を叩きながら「そんな言い訳が通用すると思ってるんですか!」と声を荒げられる場面もありました。私の同僚はあまりに慣れないことで、人生で初めて時代劇みたいに「滅相もございません」と言ってしまった、と苦笑していました。当時は検査の目的が不正の摘発にあり、検査官の方もその使命を全うするために多少熱くなるのも仕方なかったのだと思います。もちろん、2024 年の今は決してそんなことはなく、検査官は皆さん非常に紳士的で、非常識な要求や詰問など皆無です。私が伝えたかったのはむしろそのことです。金融行政を進める上で、以前のように不正を摘発し罰するという方向から、金融庁と金融各社が協力して金融業界全体でよりよい市場を形成していくという方向に転換がなされたのがこの 20 年です。そして同時に監督アプローチがルール・ベース(法令諸規則の順守)からプリンシプル・ベース(あるべき原則に基づく行動)に転換した時期でもあります。法令順守にとどまらず、倫理的であることが求められる時代への転換でしょうか。
私もコンプライアンス業務にそれなりの期間従事し、他部門や若手社員から相談されたりアドバイスを求められたりする立場にもなりました。時は流れ現在に至っては、法律や規則にこうあるからとか、前例がこうだから、といった姿勢では立場的に許されない時代になったと感じていま す。適切か不適切か、倫理的であるか否か。価値観やおかれた立場で評価や結論は異なっても良いのだと私は思っています。ただ、結論に至るまでの思考には「私はこう考える」という理屈だった確固たる論理がなくては、人を納得させられない。ちゃんと調べて、自分で昇華して、自分なりの結論を導き出す。そんなことを意識しながら、日々の業務を何とかこなしています。前述の「で、オリジナリティーはどこにあるの?」の言葉には、自分なりの考え・自分なりの結論がないというご指摘の意図があったんだなぁと、今となっては勝手に解釈しています。窮屈な時代に厳しい業界で今までサバイブできたのも、在学時分にご指導を受けた思考のフォーム固めによるものと強く実感しています。この場をお借りして改めて大野先生はじめ諸先輩方に心よりお礼申し上げます。エッセイのお話をいただき、これを機会にとばかりに勝手に思い出にふけってしまいました。駄文、拙文ではございますが、お忙しい皆様の息抜きの足しにでもなれば幸甚です。
年末年始は何かと慌しい時期ですので、皆様くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

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【リレーエッセイ若手の部 小河原康太】
はじめまして、2021 年学部卒・2023 年修士卒の小河原康太と申します。
先輩の小川さんよりバトンを受け取りましたので、拙い文章で恐縮ですが、執筆させていただきます。
新卒で日本IBM に入社し、現在 2 年目となります。私のこれまでを振り返りながら、少しだけお話をさせていただきます。
1. 学生時代
学生時代は、ジャグリングサークルと研究室での活動に明け暮れていました。高校入学を機に、「何か新しいことに挑戦したい」という漠然とした思いからジャグリングを始めましたが、まさか大学卒業まで続けるとは思ってもいませんでした。学生が企画する大会や地域のイベント、早稲田祭などでパフォーマンスを披露する機会もあり、多くの貴重な経験を積 むことができました。就職活動の面接では、ジャグリングについて語ったことが面接官の目に止まり、興味を持っていただけた記憶があります。一方、研究活動では、学部時代はテレビCM に対する視聴者反応を、修士課程では革新的商品に対する消費者のリスクをテーマに研究を行いました。大野研究室に配属された当初は、マーケティングサイエンスへの興味から、「データ分析で何かを明らかにしたい」という軽い気持ちで研究を進めていましたが、ゼミでの議論を通して、「なぜこの研究が必要なのか」、「具体的な課題は何か」といった研究目的の設定に苦戦していました。そこで 「目的」 を明確にすることの重要性を痛感しました。これは、社会人になってからも上司から指示されたタスクに対し、「なぜこのタスクが必要なのか」という目的を意識して取り組む上で非常に役立っています。
2. 社会人
新卒で日本IBM に入社し、iX(Interactive Experience)専門の部署に配属されました。iXは、顧客体験(CX)と従業員体験(EX)を向上させるためのサービスを提供しています。具体的には、Web サイトやモバイルアプリのデザイン、業務効率化のための施策検討やシステム導入などを通して、顧客と従業員の双方にとってより良い体験を創造しています。ある会社の人事部の業務効率改革プロジェクトでは、お客様へのヒアリングからデータ分析、課題特定、原因追究、そして施策の検討・実行まで、一連のコンサルティング業務を経験させていただきました。入社 2 年目にして、非常に忙しいプロジェクトでしたが、まさに自分が思い描いていたコンサルタントとしての仕事に携わることができ、大きなやりがいを感じました。今後は、従業員体験の変革だけでなく、顧客体験の変革にも貢献できるよう、デジタル戦略の立案など、活動の幅を広げていきたいと考えています。
3. 最後に
今回、大野研究室のメールマガジンを執筆する機会をいただき、改めて自分自身を振り返ることができました。この経験を糧に、これからも成長を続けていきたいと思います。次は、学部時代に一緒にバリ島に行った淀名和君にバトンタッチさせていただきます。写真は、今年の夏のシンガポール旅行の際に撮影したものです。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

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【大野研メンバー紹介 M1 山口鐘畿】
大野研最後のM1 として社会人特別選考で 2024 年 9 月に入学しました山口鐘畿(やまぐちかねき)と申します。昨年経営デザイン専攻の授業で大野先生と出会い,その後社会人博士ゼミに参加しながら大野先生をはじめとした歴々のOBOG の方々から 1000 本ノックを受け,研究室に居候して研究を続け,ようやく正式に入学することができました。出身は神戸で現在は藤沢に在住で,毎日長時間の通学時間かけながら通っております。スポーツは大好きで今も筋トレと水泳は欠かさずに行い,ゴルフでは 300 ヤードドライブ(スコア 100),冬には藤沢 市代表でアルペンスキーの大会に出場しておりますが,何度も自爆して両足手術しておりますので実はあまり動けません。研究の方は企業構造を物理学で表す文理融合の新たな理論の構築を一から行っており先行研究も無い中もがきつつも,毎日の教え学びの中にヒントも多く研究を楽しんでおります。今後ともよろしくお願いします。写真は生まれて初めてクロスカントリースキーを履いた翌日に藤沢市代表でリレーに出た時のものです。

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【大野研メンバー紹介 B3 平塚啓悟】
はじめまして。B3の平塚啓悟です。
私はサッカーが趣味で、小学校 1 年生から現在まで続けていて、大学では、早稲田大学理工サッカー部に所属しています。サッカーを通して、チームで目標をもって努力する達成感や粘り強さを学びました。
現在、就職活動に励んでおり、特にコンサルティング業界とIT 業界に関心を持っています。サッカーで培った忍耐力とチームでの協力意識は、実務においても活かせると考えており、組織の成長や社会課題の解決に携わりたいという思いから、この分野を志望しています。
研究テーマについては考え中ですが、もしOB/OG の皆さまの中でアドバイスやご協力をいただける方がいらっしゃいましたら、大変ありがたく思います。また、就職活動や業界についてもお話を伺えれば嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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【大野研メンバー紹介 B3 水谷仁】
初めまして!この度大野研究室に配属させて頂きました水谷仁と申します。愛知県出身で、趣味は体を動かすことです。真面目に研究しながら、皆さんと楽しい時間を過ごしていきたいで す!学部のみの短い期間の在籍ではありますが、卒業後も含めてよろしくお願いします!

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【大野研メンバー紹介 B3 山田皐月】
お疲れ様です。B3 の 1X22C115 山田皐月です。自己紹介文ができたのでお送りします。
この度大野研究室に配属された山田皐月と申します。ご察しのとおり 5 月生まれです!大野研究室を志望したのはマーケティングに興味があったからです。理工のテニスサークルに入っておりますが 12 月で引退するので、それ以降は研究に専念していきたいと考えております。学部だけの短い間ですがよろしくお願いします!

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◇◆ 編集後記 ◇◆
「e-OHNO MAIL NEWS 第 243 号」はいかがでしたか。
e-OHNO MAIL NEWS で大野研 OB・ OG へ発信したい情報等ございましたらお寄せください。お待ちしております。