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e-OHNO MAIL NEWS 第 245 号 イベント特集号 2025/2/27 http://www.ohno.mgmt.waseda.ac.jp/
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こんにちは。今月号の e-OHNO MAIL NEWS の編集を担当致しました、M2 の王展鵬と申 します。
今回のメールマガジンは、以下のコンテンツでお送りいたします。
今月号のコンテンツ ■ (敬称略)
1.OB/OG 会全体を振り返る 大野高裕
2.OB/OG 会までの準備・裏方を語る 細谷哲平
3.司会から見たOB/OG 会の風景 倉持・西家
4.参加者のOB/OG 会の印象① 川中孝章
5.参加者のOB/OG 会の印象② 山尾茂
6.参加者のOB/OG 会の印象③ 川島孝一
7.来年最終講義イベントに向けて 小島洋
【大野研メルマガ 2 月号OB/OG 会特集号について 大野高裕】
寒波が来たり、緩んだりと体調を整えるのが大変ですが、それでも日差しは日増しに濃くなってきて、春の訪れがもうそこまでといった感を強く感じます。桜も待ち遠しいですね。
さて、2 月 9 日(日)に 1 年ぶりの大野研関係OB/OG 会を開催いたしました。その様子や感想をこのメルマガ 2 月号で多くの執筆者にあちこちの角度からご紹介していただくことにしました。メルマガの特別企画です。どうぞお楽しみください。
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【1 年ぶりに盛り上がったOB/OG 会! 大野高裕】
昨年 2 月 4 日(日)にコロナ感染流行以来 4 年ぶりの開催となったOB/OG 会に引き続き、今年も卒論発表審査会の翌日に、卒論修論お疲れ様会を兼ねた大野研関係OB/OG 会を新宿のヒルトンホテル東京のB1F にある貸イベントフロアで賑々しく催しました。ここは普段、新宿区の後援を受けて婚活イベント会場として利用されているそうで、新宿のホテルとしては破格の格安値で開催することができます。当日ももう一つの会場では婚活パーティが行われていました。(そっちの方に行きたかった人もいたかも)

上の集合写真を見て頂ければわかるように、今回も大変多くの方々が集ってくださいました(約 70 名)。進行は 3 年生倉持さん、西家さんが務めてさり、和やかなムードで始まりました。研究室でどんな研究がされているのか、ゼミで現役学生の皆さんが発表しているシーンのオムニバス 3 秒動画もスクリーンに投影されて、臨場感いっぱいの紹介となりました。きっと出席の皆さんも学生時代の自分の姿と重ね合わせたと思います。さらにこれまでの大野研でのゼミ、合宿、卒業式、OB/OG 会、ゴルフ大会、麻雀大会などの写真も映写されて、こんなに歴史が長かったのだなあと改めて感じさせてもらいました。
挨拶の口火はやはり私・大野が切らなければと、毎度のツマラぬお話をいたしました。ただ今回は私の定年後任枠で今年 4 月から着任される平井裕久先生(現在:神奈川大学)がゲストとして来てくださいましたので、平井先生に自己紹介を兼ねたご挨拶をしていただきました。平井先生は管理会計がご専門で、日本経営工学会でも活躍されているので、葛山康典さんや田畑智章さんとも日ごろから親しくされています。また、私と 1 年勤務がダブるので、私が担当してきた学部の授業などもこの 4 月からお願いすることになっています。
乾杯は菊地香里さんと内藤瑛子さんの 2 トップでやって頂きました。スクリーンにはお二人の卒業式でのそれはそれは美しい着物・袴姿が映し出され、やっぱり卒業式っていいな、と感じさせてもらいながら思いながら、お二人の「乾杯~!」に唱和させてもらいました。

あとは、もう立食での食事を摂りながらのワイワイガヤガヤの懇談です。あちこちに話の輪というか渦ができ上って、話をしていても相手の声がよく聞こえません。老人性難聴も手伝ってではあ りましたが、私は適当に相槌を打っていました(ゴメンナサイ)。そうした話の輪もメンバーがずっと固定されているのではなく、どんどんとメンバーが入れ替わっていって、みんながいろいろな人たちとお話をしているのです。学生たちも彼らだけで固まることも少なく、先輩たちとにこにこしながら交流していたのが印象的でした。こういう風景を見ると、「やってよかったなあ~」と思います。
このOB/OG 会を新たなきっかけとして、それぞれに年代を超えた人脈が創られていき、活動範囲が広がって内容も濃くなっていく。これこそが、同じ大学、同じ研究室の信頼を裏付けされた 人脈作り・活用の素晴らしさであり、大学・研究室のコミュニティとしての醍醐味と言えるでしょう。こうしたことに触れるたびに、「この仕事に携われてなんと幸せだったことか」とつくづく思わせていただけます。

14 時から始まって、会場とは 2 時間の約束でしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。 楽しい時間って、本当に一瞬ですよね。それだけ時間が濃いのだと思います。お開きにあたって、もう一度私にマイクが回ってきたので、締めの挨拶は「みな子さんに任せよう」とふと思いつき、急に話を振りました。「えっ~」という反応はありましたが、スタスタと前中央に立ってマイクを握り挨拶を始めました。「50 歳までは専業主婦でしたが、思い立って勉強を始めて早稲田の人間科学部学部・修士で勉強し直しました。そのご縁で今はある学校で教えています」と語りました。「いくつになっても夢はかなうのです。そのためには「今」やるのです。皆さん、がんばってください」と結びました。いや~、身内をホメるつもりはありませんが、いいお話でした。私も、今、夢を持って行動しなければと勇気づけられ、背中を押されました。(家に帰ってから、「突然の指名」をみな子さんからこっぴどく叱られました)
最後は前掲の集合写真を、お酒の楽しさに手伝ってもらってニコニコ顔で写メして解散となりました。が、その後はそれぞれがグループに分かれて 2 次会へと新宿の街に繰り出していきました。もちろん、私(+みな子さん)も高齢者たちと 20 時過ぎまで盛り上がりました。
さて、ここからは来年への予告編になるのですが、私は定年退職あたっての「最終講義」は絶対にやらないつもりでした。だって、38 年も研究室やってて、恥ずかしながら何もしゃべれることがないからです。学問知識はスッカラカンです。だから呑みパーティだけで勘弁してもらおうと決めていたのですが、今回のOB/OG 会で皆さんから強烈なダメ出しを喰らってしまいました。なので最終講義+パーティをやらせていただきます。日にちは 2026 年 3 月 15 日日曜午後に決めました。13 時から本キャンの国際会議場井深ホール(図書館の 1 階)で最終講義を行い、15 時 30 分から大学の隣のリーガロイヤルホテル東京でパーティを開催します。
OB/OG 会で「やる以上はメチャクチャ盛り上がらないとダメ!」と言いました。なので、今から仕込みを開始します! 何と言ってもこうしたイベントはどれだけ人が集まるかがイノチです。それを神輿に乗る私が言うのは品位に欠けてどうかと思いますが、参加してくれる人だって、会場スカスカの会なら、寂しくて悲しくてすぐにでも帰りたくなりますよね。大人数がワイワイしていればそれだけで楽しくなれます。
ということで来年 3 月 15 日は大野との楽しい「お別れの会」になります。OB/OG の皆さまには大野から史上最大のご迷惑ををおかけしますが、すみません、力一杯のご協力をどうかお願いいたします。
ではこの辺で私からのOB/OG 会ご報告は終了として、次に出席者からのご寄稿をお楽しみください。
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【OB/OG 会までの準備・裏方を語る 細谷哲平】
お世話になっております。M2 の細谷哲平です。僭越ながら「OB/OG 会までの準備・裏方を語る」というテーマでお話できればと思います。今回の準備では、社会人学生のM2 小島さんが多大 な労力を割いてくださり、私はその補佐的な立場で関わらせていただきました。小島さん、本当にありがとうございました。私は主に、①現役生や若手OB/OG への周知、②名札の作成、③先輩方の論文の封入作業の 3 つに携わりました。特に印象に残っているのは③の封入作業です。作業前日に、作業当日にどれくらいの人手が必要か確認しようと研究室で先生を待っていたと ころ、学科の先生方が卒論審査の打ち上げをされていたようで、珍しくベロベロに酔って登場されるという貴重な場面に遭遇しました。
そして、当日は、B4 應利君、M1 長谷川君、M2 中野君が手伝ってくれ、無事に封入作業を終えることができました。作業中、大野先生が「この子はこういう子だった」などと思い出話を語ってくださり、大野先生にとってこの研究室は勤め先と片付けるには勿体ないほどの長く濃い思い入れがある場所なんだなぁとしみじみ感じました。開式後は、スライドショーが流れ、先輩方が懐かしそうに歓談する姿や、現役生が無我夢中でナポリタンを貪っている様子を見て、このような素晴らしい会の準備に携われたことを嬉しく思いました。ご参加いただいた皆さん、ご多忙のところ本当にありがとうございました。(写真で細谷は右から 2 番目)

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【司会から見たOB/OG 会の風景 倉持・西家】
先輩の小川さんよりバトンを受け取りましたので、拙い文章で恐縮ですが、執筆させていただきます。お世話になっております。先日のOB/OG 会において司会を務めさせていただきました、大野研究室B3 の倉持と西家です。
この度は、年に一度のOB/OG 会という大事な会での司会進行を務めさせていただき、誠に ありがとうございました。2 人とも緊張しておりましたが、皆様が温かく見守ってくださっている姿が見え、非常に心強く感じました。また、ほぼ全てを頼らせていただいた小島さん、本当にありがとうございました。
進行の際には、全ての方々が非常に協力的で、お声がけにも快く応じていただき、皆様の温かさを実感しました。記念撮影や乾杯の際には、スムーズな進行にご協力いただき、限られた時間の中で充実したプログラムを実施することができました。これも皆様のご理解とご協力があってこそだと、心より感謝申し上げます。
特に印象的だったのは、司会が終わった後の温かい言葉でした。OB/OG の方、先生方、先輩方、同期のみんなが「お疲れ様!」と次々と声をかけてくださり、大野研の人柄の良さを非常に感じました。
また、最後の早稲田校歌では、全員が拳を振りながら校歌を歌っている姿から、長年の変わらぬ早稲田愛を感じ、この伝統ある大野研の一員であることを誇りに思いました。
私たち 2 人にとって、今回の経験は大野研究室の絆の深さを改めて実感する、かけがえのない機会となりました。ありがとうございました。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
(写真前列左が西家、右が倉持)

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【参加者のOB/OG 会の印象① 川中孝章】
1988 年に尾関研の修士を修了した川中と申します。卒業後、パナソニック等に勤めた後、現在は東大で教員をしながら毎週大野研の卒論・修論ゼミに参加しています。現役の学生さんの研究内容は自分が学生の頃とは随分様変わりしていますが、当時と変わらない 51 号館の教室で今でもゼミを行っています。
先日のOB/OG 会では、元NTN 株式会社執⾏役CFO(最高財務責任者)の十河哲也さん(1982 年学部卒業)に久しぶりにお会いしました。当時の尾関研は、労務管理学の分野で、エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング株式会社(当時)に従業員アンケート調査でご協力いただいており、工場実習などを通じて頻繁に交流がありました。私も夏休みの 2 週間、静岡県の磐田製作所でIE の実習を行いました。今では懐かしいVHS ビデオカメラとストップウォッチを使って、ベアリング製造工程の時間研究を行ったことは非常に良い思い出で、その経験は私にとって大変貴重なものとなりました。大学で教えるようになってから、東大で初めての経営工学の授業を立ち上げたのですが、その最初の講義は、フレデリック・テイラーの科学的管理法とT型フォードの生産ライン、そして私のベアリング工場での実習の話から始まります。NTN 磐田製作所は東海道新幹線からも見えるのですが、大阪の実家と東京を頻繁に行き来している私は、製作所が車窓から目に入ると今でも当時のことを思い出します。
さて新幹線の話からつながりますが、もう一つOB/OG 会で楽しませていただいたのは、鉄ちゃん同士の二次会でした。井上順司さん(1984 年学部卒業、元パナソニック株式会社)、森田聡さん(1987 年修士修了、元三菱商事株式会社)との鉄ちゃん 3 人組で二次会へ突入し、人気豪華列車の予約の苦労話、列車の乗り心地、旧型車両の行方など、マニアックな鉄道の話で大いに盛り上がりました。私が思うに経営工学を専攻した人は意外と鉄ちゃんが多く、OBでも他に、同じ教員仲間の明治大学の山下洋史さん(1982 年修士修了のちに博士)、東海大学の田畑智章さん(2004 年修士修了のちに博士)などがおられます。田畑さんはあまりカミングアウトしていないので意外と知られていないようですが、知る人ぞ知る鉄ちゃんなのです。もし皆さんの中でも鉄道好きの方がおられましたらお声掛け下さい。一緒に盛り上がって楽しみましょう(笑)。このように童心にかえってあっと言う間に過ぎ去ったOB/OG 会の時間でした。
写真は、右から井上さん、森田さん、十河さん、私です。

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【参加者のOB/OG 会の印象② 山尾茂】
第1期生の山尾茂です。先日、数年ぶりに毎年恒例のOB/OG 会に参加いたしました。この会は、私たちが学生時代に培った絆を再確認し、さらに深める貴重な機会です。教授や現役の学生たちと共に過ごす時間は、過去の思い出を振り返るだけでなく、未来への新たな展望を 共有する場でもありました。特に、教授のご挨拶とビデオ映像を通じて、研究室の最新の動向や成果を知ることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
懇親会では、最後に全員で校歌「都の西北」を歌うことが恒例となっています。この校歌は、 1907 年に制定され、早稲田大学の創立 25 周年を記念して作られました。作詞は相馬御風、作曲は東儀鉄笛によるもので、早稲田の精神と理想を象徴する歌詞が特徴です。右手を高く上げて皆で歌うことで、私たちが共有する思い出や絆を再確認し、研究室の一員であることの誇りを感じることができました。この伝統を通じて、私たちの結束を強め、未来への新たな一歩を踏み出すための大切な時間となりました。
また、OB/OG 会だけでなく、年に数回開催されるゴルフコンペも、私たち卒業生にとって重要なイベントです。教授の奥様も参加され、夫婦での参加者も多く、和やかな雰囲気の中で交流を深めることができます。特に、50 代を超えるメンバーが多い中で、若い方々の参加も大歓迎です。ゴルフを通じて、世代を超えた交流を楽しみ、リフレッシュする機会としてぜひご参加ください。
今後も、OB/OG 会とゴルフコンペの両方で皆様とお会いできることを楽しみにしております。ゴルフコンペは腕前は問いませんので、参加を希望される方は、ぜひ先生にご相談ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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【参加者のOB/OG 会の印象③ 川島孝一】
「大野研究室OB/OG 会~大野先生教授就任 30 周年記念会」に参加しました 88 年卒の川島孝一と申します。
当日は 70 名以上の参加者で大変盛り上がりました。卒業以来 35 年ぶりに会えた同窓もおり、参加して良かったとつくづく思っています。
さて、大野先生の 3 本柱である「学問・研究・教育」「ゴルフ」「マージャン」のひとつ、麻雀大会を宣伝するように指令を受けていますので、ここからは大野研麻雀大会について書きます。
参加している方は先生やみな子さんのように毎月(毎週?)のように麻雀をしていて、腕に覚えがある方ばかりではなく、私も含め、年に1回の麻雀大会くらいでしか打たない人がほとんどです。そのため、1局目はルールや役を思い出すので精一杯で、「違う山からツモった」「ドラをまったく見ていなかった」なんていうのはザラです。およその比率では、点数計算ができるのが卓に1人いるくらいの感じです。ハードルは低いので、卒業以来やったことがないという方も、何の心配もせずに参加していただけると嬉しいです。特に学生や卒業間もない若手が参加してくれるともっと楽しくなります。ちなみに麻雀大会に参加していると、OB/OG 会でも異なる世代の顔見知りが増えます。
最後になりますが、大野先生がいよいよ最終年度を迎えます。ようやく「最終講義」を行う決心をしていただけたので、今から数十年ぶりの大野先生の講義が楽しみでなりません。
「15 の春」から早稲田に浸かった先生の文字通り最後の舞台です。大隈講堂が必要になるくらい、みんなで押しかけて、みんなで泣きましょう。

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【来年最終講義イベントに向けて 社会人M2小島洋】
昨年と今年の大野研究室のOB/OG 会を企画運営させていただきました大野研社会人M2 の小島です。96 理工数学卒で、縁あって大野研に社会人院生として入り、広告会社で働きながら 1.5 年のコースを無事終えました。(あとは卒業を待つばかり、卒業できているはず)本業はデータ分析よりも、キャンペーンやイベント制作だったりするので、OB/OG 会も楽しく企画運営させていただきました。1年後の最終講義後のイベントもお手伝いをさせていただく予定で準備をしています。最終講義では本当に多くの人が集まることができるため大切な日にできればと考えています。日程は 2026 年3月 15 日(日)の午後を予定しています。今から、皆さまスケジュールの確保をお願いします。またそのイベントに向けて、2025 年のOB/OG 会でも案内させていただきましたが、今一度、皆さまのお手元にある大野先生との写真や大野研の写真をcozy@ruri.waseda.jp 小島宛へ送っていただけますでしょうか?
当日のイベントでは大野先生と共に過ごされた時代を一緒に振り返ってみたいと考えています。それでは、今これを読まれている皆様とは1年後にお会いできることを楽しみにして。また一部の方とは、緑に囲まれた芝生の上でお会いできることを楽しみにしています。
(写真一番右手前が小島:川奈セミナーハウス合宿にて)

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◇◆ 編集後記 ◇◆
「e-OHNO MAIL NEWS 第 245 号 イベント特集号」はいかがでしたか。
e-OHNO MAIL NEWS で大野研 OB・OG へ発信したい情報等ございましたらお寄せください。お待ちしております。